2019年10月10日木曜日

個人1人1人が幸せになれば、ホームも良くなり、平和につながる

今朝、ホーム湯江教会の、祭壇の生け花です。
★むかし、私が出会った老人の話を思い出します。その頃、私は未だ老人ではなかった。
★トノさん(83歳)は若い娘の頃、「本当の神さんは、ひとりしか居ない。その神さんは、キリストだ」と聞いた。
★やがてお年寄りになって、お寺さんのホームに入った。同室(当時は相部屋が殆ど・今は個室)に、ユリさん(84歳)が居た。ユリさんは毎日、静かに『ロザリオ』を唱えていた。「それは何ですか?」「キリストさまです」「ああ、それがキリストさまね」。トノさんは感動して、いつしか「いっしょに『ロザリオ』を唱えましょう」
★ベルギー人の神父さんが時々ホームを訪ねるようになった。ある日、お坊さんに呼び止められ、応接間に通されて言われた。「神父さん、いい信者をつくってください。信者になればモンクを言わない。ケンカもしない。おとなしくなります。ホームが静かになります。みんな喜びます」
★私も、今はホームに入る身となった。あの話は、ホントウやなァと思います。信仰が深まれば、平和になる。ありがとう。ごめんなさい。素直に言える人がジンセイを分かる人です。ウソを言ったら、おしまいよ。
★今朝は、体操の後で、入浴しました。いつも一緒に入る大柄の男性が、先に入っている。彼が私に声をかけた。「老人の日に、挨拶した人は、誰ですか?」「ああ、理事長さんね。神父さんですよ。隣の小長井町に住んでいる」「リッパな方ですな。言われる事が、はっきりしている」
★個人の1人、1人が、幸せな人生を生きることが、世界の平和に通じる。

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