2021年1月7日木曜日

入江さんが残してくれたトマの手紙。熊本の家を訪ねた。つながりは堅い

ホームにて、入江さんと。
お互いに、仲が良かった。
歴史が、ある。
10年程前。聖コルベ館に居た時、熊本の入江さんを訪ねた。熊本の繁華街から、少し南に下がった町であった。
長崎から、小さな「オンボロの軽」で来たから、入江さは、その行動力に、びっくりしていた。クリーニング店を営んでいた。お得意さんに、大きな団体の衣服を洗う仕事が有るので、経営は好調と語っていた。働き者の入江さんだった。
「修道会に、寄付したい」。入江さんは、篤信の思いを寄せてくれた。熊本まで、行った甲斐があったと、トマは喜んだ。
★ホームに入所した入江さんが、大事そうに、1枚の手紙を見せた。それはトマの手紙。「修道会へ寄付の手続きを教えている」
はっきり、入江敏行様、と書いてある。
最後には「小崎登明」のサインもある。
懐かしい。2010年4月12日。おそらく、その以前に、軽で熊本を訪ねたのであろう。
当時、手紙には黄色い紙を使い、冒頭に、聖コルベのポーランド切手を載せ、「けがれなきマリア、愛と喜び」と墨字で記した。必ず、大きな赤色のスタンプを押した。寄付金・返事の内容は、織り込まれて分からない。4月24日は、コルベ神父、ゼノ修道士の長崎への上陸記念日と書いてある。
自分の字を改めて見るのは、なぜか楽しい。
★入江さんを思うと、忘れない思い出がある。教会へロザリオへ行って、帰りに、入江さんがホームの戸を開いて、後ろを見ないで、閉めた。すると、後ろに、つづいて来ていた女性が、「なに、するの」と怒った。即座に、入江さんが言った言葉。「おお、大統領」。トマは、その場で、大笑いしたよ。女性は、更に、プン、プンしていた。「おお、大統領」。忘れない、入江さんの、ひと言だ。ずばり、言われりゃ、ガクンとなるね。いまは、その女性は、ホームには居ない。「大統領」だけが、記憶に残っている。

1 件のコメント:

  1. がぶらってぃ2021年1月7日 15:57

    入江さんは、“心の扉を常に広く開けて
    おられた方”とわかりました。

    トマさんの大事な記憶と記録から、
    がぶらってぃに伝えられた印象であり、
    確信めいた実感です。

    長らくクリーニングの商いをされていれば、
    見たくない物も見たでしょうし、躓きに
    なりそうな情報も得たでしょう。
    そんな厳しさを全て包括して、明るい
    窓をご自身の中にたたえていらしたの
    ですね。今のがぶらってぃに、
    助けになる姿です。

    トマさん、今日もしるべをありがとう
    ございます。入江さんは、今日から一層
    新たにがぶらってぃと共にあります。

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