2020年5月8日金曜日

昔の「●」が、今の「●」に「つながる」。ふしぎな、ご縁がある

毎日、日記を読んでいる男性から、「拙守求真」と書かれた手ぬぐいが1枚、送られてきた。左側に、3行の文字があるが、折って隠しています。
★「拙」は、自分への「へりくだり」。「守」は、守る。「拙守(せっしゅ)」は、未だ不備のある守りのこと。それを「真」。まこと、ほんもの、真実へと、「求」めつづける。求真(きゅうしん)求道の熱意がこめられている。
★自分は、まだまだ不備だが、前向きに努力すれば、真実に近づくことが可能であろう。一途な、心のこもった言葉だと、理解しました。
★この男性は、小一から剣道を習い、60年近く経った今、合格率14%の、剣道七段に合格しました、と喜びの手紙が入っていた。「七段」審査は厳しく、7度目の挑戦でパスしたそうです。それは大きな喜びだったでしょう。「拙守求真」は、私たちの歩みにも、当てはまる言葉、教訓ではないでしょうか。「剣道七段拝受記念の手拭い」は、ありがとう。「おめでとう」を申し上げます。
★実は、上の写真を載せるのは、ためらいがありました。男性の許可も頂いていないし、勝手にこう評して、いいのだろうか。でも、どうしても載せたいという、背中を押される出来事が手紙にあったのです。
★もう何十年前の出来事でしょうか。長崎の聖母の騎士で、生徒を連れて修学旅行へ行き、「小崎さんのお話を聞きました」というのです。「中三の生徒たちは、小崎さんの修道士の服に、まずびっくりしました。そしてお話の後に、皆は深く感動していました。学校で書かせた感想文には、平和がいかに大切なのかを強く感じていたようです。私は、一人一人の文章を読んで、小崎さんに感謝しました」
★この手紙、この手ぬぐいを手にして、そこには深いご縁があった。いま又、日記を読まれている事や、時々は「コメント」も書いて下さっておられることを知って、見過ごすわけには、いかないでしょう。
★何十年前の「●(点)」が、いまの「●(点)」に、一ツの線となって、知らない間に、知らない所で、「つながり」をみせている。そういう不思議さが、事実、あるんですね。喜びを書きたかったのです。
★誰もが、常に、真実を求め、自らは「へりくだって」、相手を大切に、生きていく。その思いは「キモ」に銘じたいが、なかなかの苦難があります。

5 件のコメント:

  1. がぶらってぃ2020年5月8日 23:02

    まず、剣道七段昇格された方へお祝いを申しあげます。
    七段昇段試験の世界は、もはや技の問題ではなく、
    何が足りないのかわからないことを追求する世界に入ると
    聞いたことがあります。

    魂の研鑽を知る思いです。
    トマさんのおっしゃる私達の歩みに通じるところと、
    よく理解いたします。

    自らをむなしくして進むことで、傲慢から遠ざかっていられるのかもしれません。

    今日もありがとうございます。

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  2. トマさん、手ぬぐいを送った者です。どうもありがとうございました。恐縮しています。今後も努力を続けます。がぶらっていさん、どうもありがとうございます。

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    1. がぶらってぃ2020年5月9日 22:42

      トマさん、こちらを使わせていただくことをお許しください。

      匿名さん
      余計な発信だったかもしれませんが、学びと喜びをコメントしてしまいました。
      凡事徹底の意識を高めました。ありがとうございます。
      何かを超えていく強さを得られそうです。

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  3. 断りなく、掲載したこと、申し訳ありません。どうしても、書きたかったのです。ご了承、ください。昨日、日記を書いた後、お宅へ手紙を出しました。来週には、手紙も着くでしょう。それには、又、心境を書いております。剣道、これからも精神統一、お励みください。活躍の成果を祈ります。

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  4. トマさん、大丈夫です。お気持ちはわかりますのでご心配ありません。逆に感謝の気持ちです。繋がりを大切にして生きていきたいです。

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