また又、きのう、スズメが、チュン、チュン、高い所の屋根で鳴いていた.。チュン、チュン、鳴くのに、相手は来ない。「かわいそうや、な」。口ばし、あけて、激しく呼んでいるよ。ダメかな。相手は、やっぱり来ない。スズメは繊細なトリです。人が少しでも動くと、感知して飛び去る。最近、トマの部屋の近くで、停まり鳴くなんて、「めずらしか、ばい」。かわいさ、増してくるね。
★きのうは、ホームで午後から、「ショッピング」に出かけた。コロナの影響で、久しく外出が出来ない。元気のある十数人がホームのバスに乗った。トマは、自室のベランダから、ジーッと、ただ見るだけ。買い物には出なかった。
★欲しいモノは、ありません。お菓子も食べません。「ああ、そうだな。チョコ・モナカ、アイス、これは食べたいね」。もう、そういう時期になったのか。
★「最近、暮らしは、どうですか?」。今朝の朝焼けだよ。時刻は、ちょうど5時かな。これから修道者たちだけのミサで祈る。ホームの暮らし、心配は、ない。自室の窓からは、庭を往来する若者の足音が、よく見える。「スイ、スイ、歩いて、シャクだな。オレにも若い頃は、あったよな」。うらやましい。
★長い人生、いろいろな事が起こる。ドロに、まみれる。心は、キズを受ける。人間は、完全じゃない。それは、そのまま、しまって、おこう。人前に、さらけ出す必要は、ない。ヨゴレも、キズも、その人のタメになる。
★いま、老いて、ホシイのは、何よりも「気力」だね。「やる気」だよ。度々言うが、「気力」が一番、今の自分の支えになる。「キリョク」が無くなったら、前に進むチカラが抜ける。更に言えば、「希望」があると「気力」が抜群のチカラを発揮する。「希望が、あるか、って」「ああ、あるね」
スズメは優しさを運んでくる気がいたします。
返信削除がぶらってぃのそばでも、昨今の人間の生活の変化で
スズメの活動が増えているようです。
建物の上階から滑り落ちるように急降下する姿を見せたり、
テラスの柵下から覗くように現れたり。
あの愛嬌と共存できる幸せを感じております。
スズメもトマさんに心を掛けてもらえて、
嬉しいと思います。
ホームでは、外出レクがあったのですね。
出掛けるもよし、留まるもよし。
歩みの早さもそれぞれに発見はあるように思います。
トマさんが前に書かれていた記事の中で、
「(食堂の前で)時を待っている」という表現に出会いました。
自分が久しく「時を待って」いなかったことに気付かされました。
荷を下ろして「時を待つ」よう心がけてみることで、
何か赦されたような感覚に導かれました。
気力を充実させるためにも、時に追われてばかりいては
いけませんね。気がおさまるところにおさまらずに拡散したり、
散漫になったりで、結果的に消耗するばかりです。
トマさん、今日も私に希望への道筋を示してくださり、
ジンクーエン。