パソコンは、部屋の片隅、窓、ベランダの近くで、打っております。考えながら、時々、窓から屋外を見るのです。
★すると、1人の男子老人が、黙々と、花壇の手入れをしているのが目にとまった。静かな時間が、流れている。
★まず、幸せやな、と思います。平和ですよ。争いがない。悩みも、なさそう。春の陽に当たって、背中、ヌク、ヌク。アタマは、アツ、アツ。花たちも、背を「スーット」伸ばして、喜んでいる。見ている、こちらの目も、ゆるんだ。
★ジンセイ、最後は、欲は、なし、悩みも、なし、ありもままの自分になる。「それで、いいのだ」。背伸びする事もない。
★こんな話を思い出した。ある医者さんが、嘆いていた。全力で、医療に当たっても、人間のチカラには限度がある。こんなに尽くしても、亡くなる患者さんがいる。見守る家族の嘆きを見ると、耐えられない。悲しくて、ならない。
★すると、隅の方のベッドで、患者の老人がつぶやいた。「炭(すみ)を焼くだよ。スミを、焼くだよ」。なぜか、きょうは、この話が、思いに浮かんだ。老人は、炭を焼く人だったのだろう。懸命に、自分の務めを果たす、それで、いいのでないか。親身になって、尽くしてあげる。人間には、それ以上のチカラはない。それを受け入れるのも、人間だ。
いま、屋外を見たら、職員さんの1人が、芝生の草を抜き取っていた。デジカメで写した。きょうは、ほんとに、いい日です。
「自分の務めを果たす」それでいいのですよね。
返信削除何だかホッとしました。
いつもトマさんの日記を読むの時が心の安息時間です。
ありがとうございます!
今日もありがとうございます。
返信削除人生の最期は、各々誰にもわからないものです。
だからこそ 先を案じてしまったり、
限界を作ってしまったりするのでしょうね。
各々に与えられた場の それぞれの努め、その1点に
集中することの大切さを 改めて思いました。
美しいフランシスコ園のガーデンを
さらに整えておいでの様子に、心が澄む思いがいたします。
写真の共有もありがとうございます。
お二人のお言葉に賛意します。
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