ホームの教会の、祭壇の生け花です。こころでは、毎日、祈る幸せを感じます。
★祈る、こころは、人間だけですよね。「ほこら」があって、そのソバで暮らす、お婆さんが言っていた。
★「人間は、弱い。弱いから、すがるワケやな。神さんは、親のように、な。無条件で、もたれられるな。信仰心や。あそこにホコラがあって、なくならないと思いますよ。人間がおる限りは」。このお婆さんの言葉を、時々、思い出します。
★人間が、動物と、決定的に違うところは、「いのる」ことでしょう。祈りとは、自分の存在以上の、見守る御者に対する敬意、お願いでもあります。人間は、よわい。弱いから、神さまに、すがりましょう。願いましょう。神さまは、親といっしょ、御父です。
★ホームに居て、いま、この世界中に起こっている出来事に対して、出来ることは何でしょうか。それは、そのために「いのる」ことだけです。いまの、この深刻な苦難から、助けてください。健康に恵まれた人には、安心を、病気で苦しむ人には適切な看護・介護を、病者のため不眠不休で見守るでお医者さん、看護師さん、医療従事者の方々には健康を、悲しくも逝かれた多くの人びとには安息を、こころからお願いします。
★「早く、はやく、世界の人びとの、こころに、美しい花(笑顔)が開きますように」
ホームのお御堂も、手を掛け、心を掛けて守られていますね。
返信削除祈りが見えます。
一見宗教とは離れているような世間で、「音楽の力」などという表現を聞くことがあります。
このところの感染症対策に生きる中でも、テレビ・ラジオなどで耳にいたします。
あの「力」と表されている中には、「祈り」があると、私は思っております。
人の営みの中、芸術の中に、祈りがあるとないのとでは、
受け取る側に伝わるものに違いがあることは実感できるように思います。
祈りの遠隔効果については、米国を中心に無作為化比較試験が行われ、医学的な検証が行われてきました。実際に、ポジティブな祈りによって、祈りを受ける病者へは医療的効果が認められ、
祈る側にも、幸せホルモン・オキシトシンが分泌されて、心身の健康に繋がるといった
結果を得たと読みました。
現代では長らく、科学的とされる部分に価値がおかれがちで、本来そのベースにあるべき人間の営みに目が向きにくくなっているところがありましたね。
今、世界中で起こっている感染症の問題で、改めて祈りの力が癒やしに繋がる行いに、多くの皆さんが気づかれるよう願います。
トマさんの日記によって、私に 新たな信仰との出会いがあったように。