長崎のカトリック修道士。17歳の時、原爆を受けて、この道に入る。 生かされて来た数々の恵みの中で、今年の1月、最大の試練「すい臓がん」を告知された。 「みむねの・ままに」。孤独と苦痛に耐え得るチカラを日々、祈る。 毎日、日記を書き続けて13年。今、長崎市の病院・ホスピス病棟で暮らす。 追記 2021年4月15日 午後6時48分 帰天されました。享年93歳
2014年5月24日土曜日
雲仙岳のツツジ。ミヤマ・キリシマの群生。今が見頃。
雲仙岳には、いろいろな思い出があります。戦争が終わって、数年後、1949年の秋だった。高校3年のボクたち、9人は、小神の思い出に、雲仙へ1泊で出かけた。みな、楽しかった。ここ仁田峠で大雨にあった。山の雨は、ツブが大きい。痛いほど、降り注いだ。ポーランド人の舎監、ロムアルド修道士さんが同行したが、彼は体格が大きい人だった。修道服を着ていたが、ずぶぬれになる。旅館で、ユカタに着替えた。修道士がユカタに着替えた姿を初めて見て、異様に感じた。まるで、ビール樽に、着物を着せたみたいだった。あれから、65年が経過する。ロムアルドさんも亡くなった。9人のうち、生存者は、稲国神父と、トマ修道士と、社会に2人だけとなった。仁田峠の景色だけは変わらない。生き残った者は、長生きしたいと思う。★あした、日曜日、聖母の騎士のルルド祭。10時30分からロザリオが始まる。ルルドへ登る。11時から、ミサ。12時15分終わる。近隣の方々は、どうぞお祈りに来てください。マリアさまに平和と愛を祈りましょう。★アメリカ・テキサスのハーレル洽子さんから、メールが届く。色紙が好評です。10枚を送ってください。
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