トマの修道会の総長さまが、湯江修道院を訪問された。左、カルロス・アルベルト・トロヴァレッリ総長。59歳。右は谷崎管区長です。イタリア語からの通訳を務めた。
トマ達の修道会は、コンベンツアル聖フランシスコ修道会といいます。総長さまは、アルゼンチン出身。初・来日です。1月2日に東京に着いたが、コロナの関係で、2週間は部屋を出るのを守った。湯江修道院、ホーム入居の修道者が集まって、総長さまと兄弟的親睦を深めた。
★総長さまの日本の印象は、親切、整然、文化もある。修道者たちの雰囲気も好感がもてる。聖コルベが開いた聖母の騎士では霊的な感動を受け、喜びとなった。総長として、目指すのは、『共同体への強化』。日本の皆さんの活躍に期待している、と一同を励ました。全世界で働く、同じ修道服を着た兄弟たちに思いを馳せて、『強い、つながり』を感じた。こころは皆、いっしょ。カルロス総長さまの訪問は、トマにも大きな喜びを与えた。しっかりと握手を交わした。
★トマは、総長さまに言った。「私たち年配修道士は、どうしてもポーランド人修道者たちの汗や、苦しみ、祈りを忘れる事は出来ない。聖コルベと、それらの修道者たちのお陰で、今の私が居り、修道会の基礎になった。聖コルベから戦争が始まるまで、38人の修道者が来た。そのうち、セルギウス修道士は103歳、長崎で、またローマン修道士は100歳、ホームで逝かれた。日本管区は、ポーランドの管区と深い関係があります」