2021年4月19日月曜日

4月18日(日) 葬儀ミサ

 4月18日(日) 13時から、本河内教会に於いて、小崎トマス田川幸一修道士の葬儀ミサと告別式が行われました。

ミサの司式は、管区長谷崎新一朗神父。他、参加者は関係者のみでした。

告別式の「言葉」は、崎浜宏美神父。トマさんの足跡(そくせき)を詳しく話されました。


参加者全員が、心をひとつに、トマさんの永遠の安息を祈りました。(S) 
写真撮影(S)







                                             
※トマさんのブログを書いてきましたharumutukiですが、今日で役目を終わりたいと思います。トマさんの最後の電話の言葉は「ありがとう」でした。こちらこそ、いろいろ勉強させてもらって、感謝です。この先ブログをどうしたいのかと、直接トマさんに聞くことは出来ませんでした。多分・たぶんですが、「こだわりの」トマさんは、続けないでほしいと思っているのでは、と。 皆さんに感謝です。 

2021年4月18日日曜日

4月17日(土) お通夜

 

昨夜の写真です。(横山さんが撮影)

4月17日(土) 19時から小崎登明(田川幸一)修道士のお通夜が、執り行われました。

司式をした副管区長・山口雅稔修道院長は、トマさんの生い立ち、戦後、聖母の騎士修道院に入り、司祭を目指すも、病気のために望みが叶わず、修道士になった話など、そして、平和を願い原爆体験の「かたりべ」として尽力したことを話しました。

コロナのため、コンベンツァル聖フランシスコ修道会の司祭・修道者・少数の関係者のみの出席でした。(S)

4月18日(日) 葬儀ミサは、13時から執り行われます。明日19日(月)にまた書き込みたいと思います。

2021年4月16日金曜日

山口主任神父からのお知らせ

 

お通夜は、4月17日(土) 19時

お葬儀は、4月18日(日) 13時

コロナウィルス感染防止のため、親族、関係者のみで、執り行います。

お祈りに感謝いたします。

山口雅稔

★この写真はトマさんの希望で、横山さんが撮ったものです。 ブログに載せてほしいとの希望です。みなさんに感謝して。

2021年4月15日木曜日

全身から、チカラが抜けた。もう、チカラが無い

 『おかゆ』も『おもゆ』も入らない。食べれない。昼も夜も、眠っている。

チカラが抜けて、おなかが痛い。痛み止めで、やっと痛みが取れる。

お祈りお願いします。

2021年4月14日水曜日

ここで、一句

 

     ――― 生かされる

               いのちを繋ぐ

                      おかゆかな ―――


そばに小さな幸せ。こっちにも小さな幸せ。

あるのに、なぜ気が付かん。

大きな幸せ、望むからだよ。

    

2021年4月13日火曜日

なんでそうなるの。恵みが広がる

  心の通う看護師たち。その中に岩田の名前。ホームの事務長さんだ。ホームの祈りが心に広がる。

山口院長。昨日の山口院長さん「4月24日は、聖コルベ長崎上陸の日、ゼノさんの命日。2週間後だよ」。

昨夜は、安眠、明るい、朝。

2021年4月12日月曜日

朝食後も、昼食後も、眠る

  山口院長さんと、ロザリオを唱える。

食事は「おもゆ」だけ。あとは眠る。元気が出る。


2021年4月11日日曜日

「生かされて、今日も祈る。動画。18分間」完成

  トマ修道士の(信仰とは何か)が、出来上がった。今は、準備中。

やがて皆さんも、見れるでしょう。

期待して下さい。

2021年4月10日土曜日

寝ている。動けない。日中、よく眠る。夜中の眠り、浅い。主よ、復活、信じます

  寝ています。動けない。

三度の食事の時は座る。一杯の『おもゆ』。『柿の種』が、楽しみ。

『クスリ』を飲む。歯を磨く。

ベッドに横になる。

ロザリオを、手にすると、安らかに眠る。

こんなに眠ると、夜は?

寝つきは良し。だが、目が覚めた。ぼんやり考える。主イエス、どんな人?思いやりのある人、優しい人、でも、弱さもあった。天の御父から一人で来られた。寂しい。しかも、十字架の死もある。

主イエスは神の愛でバクハツした。復活だ。主よ、トマは復活を信じます。

安心したのか、朝まで眠っていた。

2021年4月9日金曜日

みどりの山に、一本の桜の木、聖母の騎士から見える

  聖母の騎士から、水源地を超えて、向こうの低い山に、一本の桜の木。「私はここにいます」。存在感が大きい。

あッ、コルベ神父だ。それを見ると、トマは嬉しかった。

「コルベ神父を、ああ 身近に感じる」。

長崎の桜も、散り始めた。

2021年4月8日木曜日

波が、来る。倒れたら、前へ進めない。「ステント入れ替え」無事終了

 小さな波が来る。大きな波も、ドーンと、来る。

倒れちゃ、いけないよ。前へ進めない。

「ステント入れ替え」を行いました。本当に痛みなく、完全に、確実に、無事終わりました。

熱も出ず、血圧も上がらず、ゆっくりとした気持ちで、過ごしました。

自分もマリア様の助けで、がんばりました。

みなさんのお祈りをありがとう。

2021年4月7日水曜日

日記、13年。母のことも、沢山、載せた。17歳まで、いっしょ。あとは、原爆

『ワサ』と、『松吉』は、手を取り合って、出稼ぎへ。北朝鮮で、『コーちゃん』が生まれた。(なんで、こんな遠くで、働くの?ワカランワカラン)
『コーちゃん』が、7歳のとき、松吉は、病気で死んだ。母と、少年だけが、暮らしていく。
あの頃が、いちばん、幸せだったな。
母の、手の温もり。愛情、イッパイ。
少年が、アマエた、ね。
母は、商売の『精肉店』を自営して、コーちゃんのため、日夜、働きづめだった。
コーチャンは、母の汗、ナミダを、忘れない。ところが、母に、心配事が、起きる。コーちゃんが病気になったんだ。
母の『ふるさと』、浦上へ、帰る。

「スゲー、丘に、そびえる大・天主堂」。まわりには、1万2千のカトリック信者。
嬉しかった、ね。
北朝鮮では、日本人では、母と少年の、2人きりの、カトリック。
こんな天主堂を見て、感激だよ。
(わかった、母が、北朝鮮でも、熱心に、カトリックを守ったかを)。かあちゃん、ありがとう。
(浦上天主堂の写真は、戦争前の、絵はがき)

2021年4月6日火曜日

日記、13年。多くの名前を、載せたのは、誰れ。高原修道士さん。千草さん。2人の若者さん

日記には、沢山の名前が載った。多かったのは、誰だろう。やっぱり高原修道士さん。次は、千草さん。そして、ホームで出会った、若者のお2人さん、でしょう。

【笑顔の高原修道士さん】
★ホームで、大変、お世話になった。この笑顔、すばらし、ね。優しい修道士だよ。運転に、介護に。
若いから、時々、暴走する。ブレーキが、トマ。高原さんは、トマを乗せて、運転し、トマは、背後で、高原さんを運転する。
息子みたいなモンよ。もんよ。
高原さん、4月から、新・任地・長崎市へ転任する。

【贈り主は、愛情の千草さん】
★最近、贈ってくれた、網焼き『牛肉弁当』。
ホームでも、トマの誕生日には、入居者、職員、合わせて、100個の『おかし』を毎年、贈ってくれた。
10年前、病院へ入院すると、自宅が近所で、毎日、介護に来てくれた。ご縁は、長い。

【哲とミキの、お2人さん】
美樹さんが作った『コルベ神父』。トマは、目の前の壁っを見詰めている。ゲンキが出るよ。
2人に出会ったのは、ホームの庭で、15秒。それが、見事に、広がった。
人生って、出会いって、ワカランものね。最近は、コロナ禍で、面会も出来ない。寂しいよ。
2人は、元気で、それぞれ、現場で、働いている。『よか、事たい』
『よく、出来ているな、このコルベ神父』。看護師さんも『かわいい、わね』。みんなから、親しまれている。
『こころ』だ、ね。誰でも、通じるよ。
がんばって、ね。

2021年4月5日月曜日

苦しみはやがて神の喜びに変わる。目に見える形で、感動

  昨日は復活祭。昨日の夜、携帯に、千草さんの声。「2月5日、入院して、4月4日で、ちょうど2カ月になったわね」

 トマ「そうか、5日は二十六聖人、4日は御復活。⦅5⦆と⦅4⦆と、ぴったり合うね。⦅5⦆は、殉教者の道。⦅苦しみだよ⦆。それが⦅4⦆の、神の御子イエスの御復活の日、喜びだよ。『苦しみは、神の御復活によって、喜びになる』

 トマが、いつも言っている。『苦しみは、やがて、神の喜びに変わる』。数字によって、目に見える形で、はっきりと示された。ハハハ」

2021年4月4日日曜日

主イエスの御復活。アレルヤ。おめでとう。神のお恵み、皆さんに、あれ


 主イエスは、まことに復活された
         アレルヤ

世が、パッと、明るく、なりました

    神さまのお恵みが、
    あふれています

復活祭、おめでとう

主イエスに、感謝。アレルヤ
皆さんにも、感謝。アレルヤ


★重たい石を、抱えて、平気な人も居れば、
 抱えきれない人も、いる。
 その人たちにも、人間として、理解を得たい。
 金持ちも、ビンボー人も、同じように、おわる。
 主イエスの復活を信じる者は、幸せ。
 主イエスに、生きよ、喜びが、ある。アレルヤ。

★【イギリスの『あべ』さんへ】お便りは、着きました。早速、資料の写真を集め(返却不用)、即、最速達便で、送りました。10日頃には、着くでしょう。がんばってください。アレルヤ。

★ラジオで、午前4時から、「深夜便」を聞く。生き方の勉強になる。5時に入り、『おしめ』の交換。その後、『チリン、チリン』の、シスター石岡が現われる。このシスターが(最近)1月8日に、「深夜便」に出ていた。やるじゃん、シスター。
★起きた時が、夜中に沢山、尿が出て、身が軽い。『チリン』の後、朝食までの間、早々と、日記を仕上げていた。

★クスリと、痛みの、バランス。クスリが、勝つか。痛みが、残る。その間で、身体が、苦しむ。今は、全く、痛みが、ない。その分、クスリの支配を、感じる。目が、開かない。アタマが、鈍る。食欲も、出ない。今は、受け入れるしか、ない。ただ、脳リーだけは、サカえる。声が、デカイ。声が出るのが、よいらしい。

★パソコンを書いている。いつ、引くか。ちょうど、「復活祭」の日を限度に、文章に変化をもたらしたい。よい、チャンス。パソコンの『キー』が打てなくなるのも、クスリのせいか。
        【追記】
4月5日(月曜日)から、『日記』は、文字だけの記述になります。トマの心身、近くの身辺を書いていきます。写真や絵は、もう入りません。皆さん、つづいて愛読と、見守りをお願いします。お祈りください。

2021年4月3日土曜日

はじける、顔。喜びの、かお。1年ご、これが豹変(ひょう・へん)する

★見て、見て、このハジケタ顔を。去年3月、ちょうど、1年前です。
ホーム6年の生活で、こんなにハジケタ写真は、ない。これ、1枚きりです。
この頃、食べたり、飲んだり、笑ったり、食べる事は、大きな喜びだった。
★それが、今、1年後、わずかな『おかゆ御飯』を、ジイーっと、にらみっこ。特に、金曜(昨日)の朝食から、食欲が、落ちた。クスリさえ、飲みたい気持ちが、湧かない。
なぜ、 人は、こんなに、変わるんだ。

★夜中、夢か、マボロシか。アンパンを投げつける者がいる。どうする?受ける?よける?瞬間、両腕、伸ばし、ナイス・キャッチ。
目が、覚めた。深夜、1時だった。アンパン、食べる?気持ちだけ、食べよう。もう少し、眠るか。ハラに、痛みは、ない。

☆キリスト、ご受難の聖なる金曜日。
 1年で、最も悲しい金曜日です。死刑の宣告。カルワリオへの道。十字架上での犠牲。胸、  
 痛み、祈る日です。

☆トマは、『ダウン』の金曜日、となった。
 写真は、1年前、ハジケタ顔と比べて、『押し車』で立っている、昨日のトマ。

★【『ダウン』の金曜日となる】
➀【食事・移動のこと】
朝食を、食べる時から、始まった。
今まで、ジーッと『ご飯』見詰めて、食べた。今朝は、ご飯の『フタ』を見詰めたままだった。クスリを飲む気もしない。全体的に、食事も、移動するのも、『1段、ダウンした』

➁【パソコンのこと】
入院して、2か月。長文の『日記』を書いてきました。昨日の金曜日で、限界を感じました。目が、細くなる。手が、ふるえて(震えて)、もう、キイーが打てない。書けません。

➂『移動』が、危険。ゆっくり、両手で、ベッドに、つかみながら、やっと動く。もし、倒れたら『アウト』

④もう、ムリや、と痛感した次第です。声だけ、大きい。

2021年4月2日金曜日

日記に、時々、コメント『元日のエリザベット』。母と娘の奇特な物語

聖コルベ館に勤めた頃、毎年、元日には、一番乗りは、誰だろう、と興味があって、待っていた。『元日のエリザベット』さんも、その組に入る。写真に『2012・1・1』と数字が読める。
★だが、この元日の訪問は、一番乗りじゃ、なく、閉館5分前の入館でした。それで記憶に残った訳です。「初めての長崎旅行。レンタカーのライトを1晩じゅう、付けっ放しで、バッテリーが上がる、トラベル。困惑したが、来ました。すみません」。勿論、閉館後でも、トマ修道士は、心よく迎えた。見学の後、修道士は、娘さんと話す。聞いて、(長崎弁)たまがった。
★娘は、2人。長女は、『当たり前』、普通を歩む。次女、この子が、異なる道を行く。中学を出て、高校に行かない。社会で、勉強。音楽雑誌の編集者募集に応募した。大勢の申込者の中で、就職したのは、彼女だった。おどろくじゃ、ないですか。3年間勤めて、貢献し、信頼された。文章が、ウマイ。選んだ編集者は、エライ。
★それを聞いたトマは、この家族に、大きな期待を寄せて、夕べの祈りも忘れる程だった。それに、彼女の経験に更に、おどろく。「タイへ、旅行。現地の子供たちの美しい目に感動した。将来は、タイへ住んでみたい」と、平然と言うのだ。修道士は、付いて行けないよ。こうして、会話で、終わった。
★あれから、9年が流れる。あの次女は、どうなったんだろう?
★あの日から、母を『元日のエリザベット』と呼んだ。母・エリザベットは、長崎へ8回来ている。毎回、トマ修道士に出会っている。入院の時も、誓願の金祝の時も、トマが、黙想.会の話を愛野教会で行なった時も来た。トマも、長崎・和牛『牛肉弁当』で接待した。『ポーランド・コルベ神父の写真展』にも見学に来た。
★日記に載せるため、携帯で、確認。
「あの、元日。タイへ行きたいと言っていたが、どうなった?」「タイへ行ったんだけど、すぐ、ミャンマーへ移る。旅行会社を立ち上げ、5年、活動した。今、2年前から、日本へ帰る。夫と2人で、平凡な暮らし。毎日、部屋のソージ。3月30日が、誕生日で、27歳になった。本人は、もう、終わった、と言っています」「え?27、で、もう終わった?」。唖然、『当たり前』『ふつう』の生活を歩んでいるのは、おもしろい。今後の人生に、期待が、ふくらむ。
★【昨日の閲覧者数=統計】1385。

2021年4月1日木曜日

「足はれて、ダルマさんにも、わたし似る」。カラダは?眠りは?深夜便

 上半身は、普通。下半身は、『むくみ』『はれ』、モモ肉も『ふくら』む。足は、動かない。ダルマさんと、一緒。千草さんに携帯。「ダルマ像が、欲しい」。説明すると「イヤよ、そんなの」「じゃあ、絵だけで、よい」
★届いた絵を参考に、描いたのが、これ。「下は、動かぬとも、『ウッ、ハ、ハ』」
★今のカラダの状態は、➀痛みは、あまり、ない。②ただ、食欲が、全く、ダメ。③スイ(水)便が出る。これは自立神経だから、仕方が、ない。
★生活は、夜、8時過ぎ、消灯。一気に、深夜の 、2時過ぎまで眠る。それから、ラジオ。テレビは、ない。ラジオが、奥が深い。ラジオで「深夜便」。結構、これが「癒し」「勉強」になる。前半は、歌。昭和の歌、演歌、洋風リズム。後半が、専門家の人生と教訓。例えば、サツマ武士・三教訓。➀ウソ、言うな。②負けるな。③弱い者、イジメるな。いいじゃ、ないですか。6時前に、『おむつ』交換。洗顔。『毎日のミサ』から、その日の聖書、祈りを唱える。やがて『チリン、チリン』。これで夜が明ける。カーテン引くと、朝陽が既に、出ている。
★昼間は、静か。シャワーが、週2。クリー二ング店が、週3日、早朝、取りに来る。シャワーの無い時、カラダ拭き。あとは、ラジオを聞く。これが今の生活です。
★【ホスピス病棟で考える】
最近、アタマが、サエて、いるのが、わかった。人って、お互い、助けたり、助けられたりして、生きている。ところが、ホスピスに入って、助けを求める事は、山ほどあるが、しかし『助けて、くれ』と言う者は、いない。片方が、消えて、自分の中に、こもる。すると、アタマが、サエて、くる。アタマ、ハッキリ。ココロ、スッキリ。
★【昨日の閲覧者数=統計】1313。