2021年3月31日水曜日

昨日の日記(86)数字のナゾ? 2つの反響。長崎和牛『牛肉弁当』

先ず、報告が、有ります。
昨日の日記に書いた(86)数字のナゾ。夜、確かに『夢』で見た。起きて、メモした。「苦しい時、1つの番号を、与える」。確かに、聞いた。『ゆめ』の中で。私には、意味が全く、分かりません。それに、ついて、2つの反響がありました。
【その1の反響】
★『なおみ』さんから。日記のコメント。(同じ名前の知人が居たのを思いだした。それで、次の返信を書きました。『非常に、びっくり、しました。意味、教えてくれて、ありがとう。うれしいです。あなたの幸せ、お祈りします』
『なおみ』さんからのコメント。「エンゼルナンバーです。意味は『あなたの祈りが届けられました、です。いい『ゆめ』ですね。いいこと、ありますよ」と、ありました。『なおみ』さん、ありがとう。
【その2の反響】
★ところが、『なおみ』さんへ返信の直後、今度は、ホームの瀧神父さんから携帯に音。「トマ、(86)ネ。あれ、私が、生まれた家の番地だよ。鹿児島県喜界島、86番地で誕生した。読んで、グッと、胸に、来たよ」「エㇸーぇ、そーなの」。これ、また、びっくり。1つが、あって、2つが、ある。ふしぎじゃないですか。近くの、親友、神父さんも喜ぶなんて。瀧神父さん、ありがとう。
★長崎・和牛の『牛肉弁当』です。注文が入ってから、あみ焼きで、時間をかけて、ゆっくり焼き上げる。だから、ウマイ。店では、豪華な重箱に納めて出す。写真の『牛肉弁当』は、お持ち帰り。でも、箱は美しい。
★大型スクリーンの映画を見て、同じ建物の店の『のれん』を分ける。注文する。長い時間、待つ。牛肉屋の息子だから、味に、こだわる。来たーッ。店では、重箱だから、少し大きいかな。肉と飯の間に、キャベツが敷いてある。これ、食べるのが休みの日の楽しみだった。それが、今は、遠くに、行ってしまった。『別れて、イッ、チッ、チ』。そんな歌が、あったな。とにかく、遠くに、離れて行った。思い出だよ。
★そこで、ここで言いたい、今日の課題がある。食べた、飲んだ、笑った、その時に、今の、老いのトマ自身を、考えたことがあったか?到底、考えられない。老人は絵本の世界。「花咲き爺さん」「うば捨て山」などの介域。未来の自分なんて。でも『つながり』が有るんだよ。そこで、だ。もっと、老人の思い、悲しみ、苦労、考え、慰め、励ませ。それを言いたい。
★「あの、写真だけ撮った『牛肉弁当』、どうなったか?」って。勿論、食べるゲンキはない。あの弁当と同じ箱が、も1個あって、キャベツ、長崎野菜が納まっていた。もったいない。他人に、くれて、やったよ。惜しかったな。
★『牛肉弁当』を買って、病院受付に預けたのは、病院近所に住まいが千草さんだった。毎晩、夜、7時に『おやすみ』挨拶が、携帯に入る。「どう、やった。あれ」「いい写真、撮れたよ、ありがとう」「ウチも注文して、食べたのよ、肉は、ウラに、もう1枚あったろー」「いや、そりゃ、知らん。箸付けずに、渡した」

★【ホスピス病棟で、考える】
ホスピスに入って、私のアタマは、サエて来た。スッキリ、ハッキリ。こんな、さわやかな心になったことは、ない。語りたいことは、ホンネ。大きな声で、じゃべるも、こころ安らぐ。
★【昨日の閲覧者数=統計】1512。

2021年3月30日火曜日

ふしぎな夢。わからぬ数字。こんなに寝たこと初めて。屋外は、春の嵐だ

夜、8時過ぎに、眠りについた。しばらく経ったか、目がさめたが、すぐ又、夢。おぼろ。右手を上へ向けて、人差し指を伸ばして、闇(やみ)の中に、字を書く。「苦しい時、1つの番号(86)を与える」、項目が出て、くる。項目を空中に書く。(1)から始まっり、(100)まで、書く。
★(1)から、次々と、途切れなく中、(80)位になると、あれ、これ、空想の字なんだ。朝になると、消える、と分かるが、次々と、書く。眠らない感じ。
★背中に痛み。目が覚める。普通なら、横バラ辺りから、オナカ中央へ痛むのだが、背中とは?それに、尿も出ていない。時計を見ると、夜中だ。看護師さんに、コールした。「まず、尿を見て下さい」「尿は沢山、出ていますよ。中敷き、イッパイ。変えましょう」。安心した。よかった。今度は、「背中が、痛い」
★「『坐薬』を入れましょう」。(86)の数字は、覚えている。何の意味か、わからない。坐薬を入れると起きて、夢を、メモした。空中に、3時間は、書いていた。メモをやめ、横になって、電気を消した。
★眠りは、『深夜便』を通過し、午前5時過ぎまで、眠った。肋骨の痛みは、ない。屋外は、台風のような『春の嵐』が吹くまくっていた。
★からだに、異変が起きても、
おそれない。何事も、そのまま、受け入れ、
人生を生きる。
あわてない。
ゆったりの気持ち、
眠らなければ、
それで、よし。
眠れば、それで、よし。
この夜の『ゆめ』が、
深く、こころに刻んだ。

★【ホスピス病棟で考える】
ラジオで、政治を聞けば、いま、中国と、アメリカの覇権の戦い。しかし考えてみなさい。中国・四千年の歴史。アメリカ四百年の歴史。どちらの国が、誇りに思っているか。その狭間にあるのが、二千年歴史のニッポン。『(統一)中国』『(多民)米國』『(和風)日本』
★【昨日の閲覧者数=統計】1714。

2021年3月29日月曜日

瀧神父さん、バクダン発言。トマ入院中は『聖ヨセフのノベナ』を祈る

【瀧憲志(たき・けんし)神父さんの紹介】
1931年、鹿児島県喜界島に生まれる。90歳。
20歳の時、永井隆博士・著『滅びぬものを』読み、洗礼を受ける。本会(コンベンツアル聖フランシスコ修道会)に入る。司祭になって、56年。奄美大島で、司牧、宣教に勤めた。
アシジの修道院で、8年間、信仰を固めた。長崎・聖母の騎士修道院で、8年。
老人ホームに入居して、4年になる。トマ修道士と、仲良し。
声が、デカく、耳の都合で、ゆっくり話す。一言、ひと言が、心にひびく。
『好きな言葉』神さまは、罪びとの死ではなく、回心して生きることを、望んでおられる。
「トマ、居らんようになって、さびしいよ」

             【瀧神父さんのバクダン発言】

               トマ、あんたは、『がん』でなくて、『原爆症』だよ。
     『がん』なら、痛みが、ひどい。
     日記、見たら、痛みも、苦しみも、ないようだ。
             (突然のバクダン(爆弾)発言に、大笑いした)
     この調子だから、『がん』で、ない。
     最初から、思っていた。シロウトだから、『がん』と聞いて、
     疑う、わけ、いかん。
             (トマ。アッ、ハ、ハ、また、また、笑いコケる)
     トマ、『がん』で、ない 
     最初から、思っていた。日記、読んで、確信した。
     『原バク症』だ。
    『原爆症』は、時間、かけて、ゆっくり、出る。
    『がん』は、苦しみだ。
             (トマ。久しぶりに、大笑い)

     トマ、あんたが、入院してから、聖ヨセフに祈っている。
     2月初め入院して、3月も終わる。2か月、祈ってきた。
     『聖ヨセフのノベナ』の祈りだ。
     うち、(コンベンツアル聖フランシスコ修道会・日本管区)が作った。
     2015年に作った。
       (トマ、質問。「本になっている?表紙は聖家族ですか?」)
     左に、マリア。中央に、少年イエス。右側に、ヨセフ。
     3人は、手を、つないでいる。
     御父も、聖霊も、天使も、描かれている。
     
     トマ、ゲンキになって、戻るまで、祈るゾー。

    ★その夜は、8時に寝て、午前3時まで、7時間、眠った。
               時々、目をさましが、眠りは、つづいた。
              ラジオをつける。
     『深夜便』の歌に慰められ、言葉で、学んだ。
     朝を、迎える。この夜のネムリは、上等だった。

★【昨日の閲覧者数=統計】1716。  

2021年3月28日日曜日

パンも、食べたい。からだの具合、どう? 瀧神父さん、バツゲン発言

おかず、は、色々、工夫されて、変わる。問題は、ご飯。毎食、『めし』『飯』、またも『めし』。水曜日、朝食が、食パン1枚。あ、そうそう1回、『おはぎ』が出た。仕方ないよ、ね。コロナ禍で、面会人も居ない。ガマン、するしかない。
★たまには、フランス・パン。『バケット』、食べたいよ。先端を切って、焼いて、パリ、パリ、食べる。ご聖体の神父さんに頼んだ。焼いて、しなびた、パンを、噛みしめ(全部、自分の歯)、食べて満足した。
★両足が『はれて』ご覧の通り、古いスリッパに入らない。売店に、車椅子に乗って買いに行った。『L』サイズ。「『LL、サイズ』、無いですか?」「ありません」。有るサンダルを求めた。両足に、ギリ、ギリ、だよ。
★相変わらず、全く、食欲が湧かない。食べなくても、どうも、ない。昔は、ハンバーグ、ステーキ、食べたな。今になって見れば、夢だね。牛肉のテンプラも食べられない。懐かしいよ、母の料理の、牛肉屋の『上等・牛肉のテンプラ』、ああ、絶句。
★痛みは、クスリの配慮で、収まり、生活に支障は、ない。ただ夜中に、『ジワリ』痛む。『坐薬』を入れる。
★相変わらず、『シャー』と、ミズ(水)便。からだの水分は、スイ・ベンとなって、『シャー』出る。昼間は、尿が出ない。だが、スイ便で、心配はしていない。もう、こうなったら、どうにか、なるさ。ホスピスは治療しない。気になるのは、両足の『ふくらみ』だね。これも、何とか、なるさ。先に、腎ゾーさんが逝くかも。
★ホスピス病棟に入った時、人生の幕引きか、と考えた。待てよ。暗い気持ちを、「希望」に変えたい。出来る事をする。「行動」が、「喜び」となる。
   【構図】「終末」⇒「希望」⇒「行動」⇒「喜び」
   【そこで実行】➀オンラインによる講話、2つ。継承会職員さん達(1時間30分)と、シスターさん達(50分間)。➁「登明カード・小冊誌」の無料進呈。(500部)。皆さん、喜んでくれている。ありがとう。
   【日記に載せた状況】
   ★【発表】25日(木)「カード」など発送。26日(金)の日記に載せる。
        26日(金)シスターの見舞い。27日(土)の日記に載せる。
        27日(土)パン食べたい。28日(日)の日記(今日)、載せた。
   ★【未発表】27日(土)瀧神父さん・バクダン発言。
        27日(土)深夜、ふしぎな『夢』を見る。ゲンキ、出た。何だろう?
        「(✕✕)?」。ナゾの数字?
★主の奉献の時、預言者シメオンは言った。
        「今こそ、私を、安らかに、ゆかせて下さい」
        トマ修道士は、言う。
        「苦しみなく、逝かせて下さい」
★【昨日の閲覧者数=統計】1385。

2021年3月27日土曜日

「聖マリア」から「聖フランシスコ」へお任せ。シスター院長さん見舞い

15年ほど前になるか。人生の疲れを癒すため、五島の福江の聖マリア病院で、1か月、静養した。
五島へ渡る前に、『旅のスケッチ帖』を買った。第1ページに描いたのが、病院と、取り巻く周囲の家々だった。「あれ?屋上に白いもの?マリアさま?」
近づいて、やっぱり、そう、だった。夜は、光るという。「マリアさまが、見ま持って、いるのよ」と地元の人。
シスター院長(医師)さんはじめ、シスターの医師さん達、看護師さん、医療従事者 さん達にお世話になった。「懐かしい絵だな」
★あれから15年経って、次の、聖マリア病院のシスター院長(医師)先生が、聖フランシスコ病院・ホスピス病棟に、トマ修道士を見舞に来られた。(ビックリ、だよ)
★五島から、長崎港に着いて、真っ先に、「ここへ来ました」(カンゲキ、バクハツ、
だよ)。旅のスケッチを見せて、写真を撮って、病状を簡単に説明する。シスター院長先生、うなづく。優しい眼差し。
★今度、出した『小冊誌』と、『登明カード』を選んで頂いた。「あと、2冊と、カードを差し上げて下さい」と添えた。
★「お世話になったシスター院長先生は?お元気?」「2年前、急に倒れて、神へ逝かれた」。(あの時、静養の前に、不眠もあった。故・院長先生は、各種の薬から、トマに合うクスリを診つけた。秘薬だ。今も、飲んでいる)。「そう、悲しいね。お祈りましよう」
★時間は、なかった。次の『会議・会場』へ急ぐと言う。でも、トマにとっては、短い時間でも、恵みとなった。(これで、ゲンキも出るな)。そして、思った。トマを、(聖マリアさまが、聖フランシスコに、お任せになった)

★福江には、五島藩のお殿様のお城があった。城を囲む堀には、海水を引いて、満たした。今は、図書館と、観光協会になっている。静養の時には、毎日、散歩。よく図書館で、歴史の本を読んだ。
★「五島オラショの旅」を企画し、案内役を務めた。その頃は、ここに『ホテル』があった。巡礼団は、宿泊した。そう、30組以上は泊まったであろう。夜の会食は、新鮮な魚介類で、巡礼の疲れもとれた。静養の時には、ホテルは、なかった。
★今は、多勢の熱意に憧れる世の中。だが、島には、老人から幼児まで、1人、1人心身を労わり、医療に従事するシスター天使たちのグループがある。
★シスター院長先生との出会いは、こころ豊かな夜となった。「グーッ」と、一気に、5時間、眠った。ホスピスで、初めての事かな。
★今朝は、明るい顔で、カーテンを開けた。今日も、春の薄い青色の空だった。(なぜ、こんな、出会いが、起こるのだろう?)
★【昨日の閲覧者数=統計】1429.

2021年3月26日金曜日

病院サクラ満開。清掃員女性との会話。シスター石岡さんの愛情・蒔き

病院のサクラも満開。
病室では、おうど色の衣をまっとた女性が、清掃をしている。「あなた、カトリック?」「いえ、日蓮宗」「お寺は、どこ?」「茂木です」「ああ、分かった」
★茂木は港町で、キリシタン時代、ポルトガル南蛮船は、この茂木を拠点して、宣教した。大村家の領地で、大村の殿様もキリシタンの洗礼を受けて、茂木港をイエス会に捧げた。その意味で、茂木周辺はキリシタンの改宗があった。迫害が起こった時、キリシタン達は、日蓮宗に、横滑りした。日蓮宗は、日蓮さんを拝む。キリシタンは『デウス=天主』を拝む。両者に、一神教を感じて、殆どキリシタンが栄えた後には『日蓮宗のお寺』が多い。「妹のお寺は、長崎駅の前の山にあります」「知ってる、隣が、『ジャガタラお春』の出処だね。あそこから長崎港を出て、平戸へ、南の島国へ追放された。「にほん、恋しや、恋しや」の原文が残っている。
★「どうして、病院へ就職?友達の勧め?」「いいえ、新聞広告に載っていた。正社員として働いて、13年になる。入った頃は、日本人シスターが、5,6人居た」
★「あなたが見ている、この病院の良い所は?」「そうね、シスターも、看護師さんも、皆、親切ですよ。宗教を超えて、どの患者さんにも、お医者さん、看護師さん、シスターも優しいことか、な。温かさ。親身になって、話を聞いてくれる。『シスター石岡』に就いての本も読みましたよ。2,3年前です」。その本は、ホスピス病棟で安らかに息を引き取るまで、シスター石岡が寄り添った愛の実話。感動する。「これ、ですよ。これ」と、ソファに置いてあったシスターの本を取った。実は、別の女性から、この本の事を聞き、贈ってもらっていた。「いい、本ね」
★清掃の女性は、ニコ、ニコして「おじゃま、しました」と去った。
★トマの心に、爽やかさが、広がった。春の、薄い、青空のような、いや、患者にふれる空気は、肌に優しく、温かく」。そして思った。「なぜ、こんな、いい話を聞くのだろう?」 

2021年3月25日木曜日

神の御告げの聖マリアさまの祭日。「アヴェ・マリア」。発送の日。喜び

 おめでとう。神の御告げの聖マリアさま。「アヴェ・マリア」の日です。「神の子・人の子」の神さまからの告知。みんなで、喜び、お祝いしましょう。

皆さんからの「申し込み」、(19)の郵便局の、消印のある人たちに、今日、発送を開始します。聖ヨセフの祭日(3月19日)に受けて、聖マリアの祭日(3月25日)に、配布する、これが、私たちの望みでした。その通りに、なった。感謝です。
発送は、多量にありますから、時間がかかります。特に、お1人、2枚の「登明カード」を探し、集める作業は、大変です。25日から、発送を始めて、お送りします。こころ嬉しく、到着をお待ちください。

★「神の御告げの聖マリア」

マリアさまの聖心は

温かく、深く、広ーろィ

今から「登明・小冊誌」「カード」の

申し込みを、受けなさーァィ

「ハァーィ」

★皆さんの「申し込み封筒」を、待っています。あとは、マリアさまに、お任せしましょう。今日、25日、マリアさまの祭日から、日付は、気にしないで、「登明・小冊誌」を、申し込んで下さい。

★「登明カード」は、1枚、当方で、選んでお送りします。

マリアさまが、あなたに、

お望みの言葉です。

あなたの心の糧として、

人生・生活を支える希望として下さい。 

★郵便局で、180円、「スマートレター」を買い求め下さい。「スマートレター」に、あなたの「郵便番号、住所、お名前」を記入して下さい。大きな封筒に、入れて、郵便局か、ポストへ投函して下さい。

★送り先。850-0012 長崎市本河内2丁目2-1
              聖母の騎士修道院
              松下昭征修道士。
★皆さんの申し込みを、待っています。
★あとは、マリアさまに、お任せしましょう。

★皆さん、お元気で。

★【昨日の閲覧者数=統計】1354. 

2021年3月24日水曜日

深夜、目が覚める。静かな夜、起きて、祈る。小さな黙想をささげる

           【ベッドの上で考える=小さな黙想】

★人生の終末、オレは今、なぜ、ホスピス病棟で、苦しむのだろう。
★ふと、ふり返れば、オレの人生には、沢山の『壁=カベ』があった。カベに、ブチ当たる。すると、そこには、必ず、助ける人が居た。また進むと、カベに突き、当たる。そこでは『善きサマリア人』が、助けた。その連鎖があって、今、私が、ここに居る。
★人は、なぜ、苦しみ、悩むのだろう。
★「苦しみ、8割、楽=ラク、2割」と、病める若者は、つぶやいた。
★「イヤ、イヤ、苦しみ、苦しみダケ、ですよ」と、目のキレイな、ミロハナ神父。
★「わからん、ワカラン」と、若者。
★「祈り、愛、そして、清さに、生きる。だが、清さ、これが一番、難かしい。だから常に、『回心』がある。『回心』の後に来るのが、『償い=つぐない』。つぐないのソバに、『苦しみ』がある。
★ホスピス病棟のベッドで、主の、十字架のお姿に、問う。「なぜ、あなたは、今も、十字架の上なのですか?」「それは、お前が、自らの十字架を背負って、わたしに、近づいて、来るのを、待っている」
★聖書の、善き盗賊は、イエスに近づいて、言った。「私は、罪びとです。あなたが、み国にお出になる時、私を思い出して下さい」。主は、即、言われた。「『汝』、『きょう』、『我』と共に、『楽園』に、在らん」
★これ言われれば、これこそ、人生の、終末の、サイコーゥ、の喜びですよ。「苦しみ、苦しみ、ダケ、ですよ」と言った、ミロハナ神父。「苦しみは、のち神の喜びに、変わる」
★神は、見えない存在です。マリアさまも見えない。だが、最高の隣人愛を生きる者は、マリアさまを、見るように、なる。「友のため、イノチ、捨てる、それ以上の愛は、ない」
★最高の愛を貫いたコルベ神父は、餓死の地下牢で、マリアさまを見ていた。慰められ、助けられた。だから、こそ、コルベ神父は、最後まで生き、聖母被昇天の祭日の前日に、楽園へ凱旋した。私、トマ修道士は、これは現代の『奇跡』だと信じている。
★「マリアの呼吸で『祈り』、マリアの御助けを求めて『愛』し、マリアに近づく『清さ』を生きる」。これが『信仰の原点』です。
★「人は、目で、見る。神は、心で、見る(サムエル記)」
★神は、お前を、ホスピス病棟へ、導いた。「わたしは、神のもとから来て、ここに居る。(『毎日のミサ』、今日の聖書ヨハネ・8)
★神さま、ありがとう。マリアさま、ジンクーエン。ホスピス病棟に居ても、希望を抱き、前へ進もう。それが、オマエの姿だ。苦しみにも、ジンクーエン。(深夜の黙想、祈り)
   長い、夜

   『チリン、チリン』

   病棟の静かな、廊下に近づく音

   じょじょに、大きくなる

   おはよう、『チリン』

   主が、来られた

   『アーメン』

   いま、主、イエスさまと、一体

   きょうも、さいわい

 ★【昨日の閲覧者数=統計】1422。

2021年3月23日火曜日

【すい臓がん現状】【行動としての無料配布】2人の見舞い客と窓から顔

【ホスピスに居る心構え】★ホスピスに居るからといって、気持ちが暗くなり、失望する事はない。希望を持ちたい。希望があれば、可能の行動に出る。喜びがある。
【すい臓がん・今日の病状】★夜中に、2度、トイレで、水便だったので、眠りが僅か。腹痛は最近はない。皮膚の血管が弱くなり、ちょっと打っても、出血の跡(紫色)が広がる。両足のムクミが、ひどい。昨日、歯科衛生士の歯茎の検査がある。痛む。
【行動=「カード」「小冊誌の無料配布】★申し込みは、19日(金)だった。20日(春分の日)、21日(日)、正式に郵便局の配達は、22日、昨日になる。昨日が、初到着。150便が届いた。今日の到着も楽しみにしている。
★無料小冊誌も、24日に出来る。予定通り、25日(木)の「神の御告げの聖マリアさま」の祭日に、発送できそうです。
【ホスピスでの生活】
★西日本新聞の田川編集長(左)と、ヨゼフ・クリニックの院長、高木先生が、見舞いに来られた。病室への面会は禁止。道路と、4階の病室・窓からの、携帯を通しての会話となった。
★高木先生は、トマの病状を心配しておられる。「何か、食べたいものが、あったら、いいなさい」。チカラを付けて、長生きしてもらいたい。その願いが、高木先生の表情がら伝わる。

★ホスピス病棟4階の窓から、トマと、シスターが一緒に顔を合わせて、手を振る。こんな小さな窓から見えるだろうか。コロナ禍は、ここでも愛情を引き裂く。
★高木先生が、心配されているのが分かる。慰めになる。ホスピスへ配慮、紹介して下さったのも、高木医師だった。こんな窓からと思うと悲しいよ。
★シスター石岡さんには、忙しながら、トマの傍に寄り添ってらった。

★西日本新聞の田川編集長は、春分の日の休暇を利用して、福岡から長崎へ来た。
★2000年頃、1記者として長崎支局に2年間、赴任した。長崎のカトリック、詳しく知りたいと、聖コルベ館のトマを訪ねたのが、縁となった。トマの人生、6回シリーズで書き、次の6回記事が、ヨゼフ・クリニックの高木先生だった。そのご縁から、つながる。窓は皆、閉まっている。4回、右から5番目が開ている。あそこが、トマの病室になる。
【通達=イギリスの女性A-BEさんへ】★この間の電話は,失礼しました。カラダの調子が良くなく、怒ってスミマセン。また、携帯、かけて下さい。
★【昨日の閲覧者数=統計】1719。

2021年3月22日月曜日

オンラインで、シスターさん達に、「信仰とは、何か」の話を行なった

先に、平和推進協会・継承課の職員さん達に、「17歳の少年が、原爆当日、歩いた時の実際の心理」について、今まで語らなかった心情を初めて明かした。好評であった。
その流れで、今度は、シスターさん達に「信仰」について、オンラインで話した。➀経験したエピソードを語る。②50分で終わる。その通りになった。
「信仰とは、母親から、もらった遺産です」
「自分の本性とは、何か?を知る」
★人生には、いろんな壁が立ちはだかる。その時、そこには助ける人がいる。壁を避けて、また進む。そこに壁。そこにも助ける善きサマリア人が居る。こうして進んだからこそ、今がある。希望を持って、歩もう。
★北朝鮮で生まれて、日本人が作った港町で、3万人の日本人が居た。カトリックは母とボクと2人だけ。長崎へ帰って、天主堂、大勢の信徒を見て、感動。カトリックの信仰に深みが刻まれた。人は、神から出て、神に帰る存在です。

★五島で採れるイキな「イセ・エビ」。外見は、リッパだよ。しかし中身は、どうかな。イキ、イキとして、美味しいか。それとも弱っているか。クサレていないか。人間も同んなじだよ。私たちは、中身の良い、新鮮な心身になるよう努力しましょう。絵や、字を大きく見せて、好評をはくした。
★最後は、やっぱりコルベ神父だよね。神は見えない。マリアさまも見えない。しかし最高の隣人愛を貫く人には、マリアさまが見える。餓死の地下牢で、コルベ神父が最後まで生きて、聖母被昇天の祭日の前日、愛の殉教をとげた。この現実は、マリアさまを見ていた。「マリアさまへの祈り、マリアさまに助けられての清さ、けがれなきマリアさまに愛を捧げる聖き人間になろう」

★【昨日の閲覧者数=統計】1782。

2021年3月21日日曜日

【お知らせ=第五便】人生、舞台の3場面。喝ッ、己も原点に、もどれ

 「19日」。申し込みの日は終わった。「20日(春分の日)」「21日(日曜日)」は、郵便配達はお休みだろう。だから、22日(月)から忙しくなると思っていた。そこへ松下修道士からの電話。「20日に届いたよ」「え?ほんと?」「7枚届いた。所沢、西東京市、川崎、横浜、19日の印がある。「へーェ」と感動。「レターパットライト便」と、四国の2か所から「速達便」で届いた。速達、扱い。「なーる程、その手があったのか」
「松下さん、あんたの記事、載せたからね」「恥ずかしい」。この会話で、トマは、「人生舞台の3場面」を連想したのです。
【第一の場面】
金曜日になると、午前中に、手術場の看護師が、カラダを拭きにやってくる。これまで2回、来た。赤い看護服を着ているので、分かる。なぜ来るのか?と聞けば、土、日の前の金曜日は手術がない。それで看護の原点ある患者さんの身体を洗いに来る。「リッパだな。人はいつも、原点に帰る、必要だ」
この金曜日は、男性の看護師。すぐ分かった、手術場の看護師と。同じように「原点へ帰れ」を説いた。すると彼、首を傾けたり、手で頭髪を抑えながれ、目が輝いた。「10年位、前、入院していたでしょう?」「そうだ」「知っている」と彼は喜んだ。勤務年数、13年。勤めた時点から、手術場に回された。優秀な技術を持っていたからだろう。しかし、看護の原点を忘れない。成功している者こそ、育てられた「ヒラ」の苦しい時に、戻る。「エライ、ぞ」と応援したくなる。
【第二の場面】
松下修道士が、姉や、妹と通った黒崎天主堂。今も同じ姿を構えている。美しい教会、トマの父の里の祈りの場でもある。トマも親しんだ。巡礼者もお連れする。
ここで松下修道士は、幼いとき、姉妹と共に、祈り、遊び、たわむれた。その姉がシスター学長になる。弟は修道士。弟は「支える『チカラ』になりたい」と司祭の叙階直前に修道士の道へ。その弟の進路を温かく見るごとに、自分も教授、学長に成りあがっても、育ててくれた「ヒラ」のシスターの苦労、心情を忘れない。姉のシスターは、トマも良く知っている。明るく、普通の女性だった。きっと、ヒマがあれば教授を置いて、炊事場へ行って、「トン、トン」とネギを切ったであろう。皿洗いもしたであろう。それから学生たちと共に、学びの旅行を楽しむ。「その心情こそが、人生には、大切だ」と、トマは主張するわけだ。だから彼女は、修道院内でも、ヒラのシスターにも人気があったろう。そうした心構えがあったればこそ松下家の、妹シスターも「ヒラ」から信頼されて、学長になったのだろう。その心意気が嬉しい。
【第三の場面】
著名な俳優が、奉仕する場面をテレビで見る。彼らには、金銭も、余暇も、気楽さもあるだろう。だが、被災地で、焼きそばを焼いてり、皿を洗ったり、ヒラの作業をする。その後で、皆と楽しむ。「これも苦労時代の原点へ帰れ」と自分を戒めているに違いない。「育てれてられて、こそ、人は成長する」。喝ッ、原点を常に忘れるな。
松下修道士の兄弟・姉妹に、それが見られる。それこそが人間としての「原点」だ。
最初の第一場面の男性看護師に話は戻るが、彼は言った。「共通の働きですよ」
若いながら、謙虚な気持ちが嬉しい。この日は、温かい心になった事を覚えている。
「松下修道士さん、後は、頼むよ」
【昨日の閲覧者数=統計】1642。

2021年3月20日土曜日

【お知らせ=第四便】発送者、松下修道士さんの紹介。信仰の底チカラ

「3・19」の日は過ぎた。昨日、午後、松下修道士さんが、病室を訪ねた。「松下さん、後は、頼むよ」「大丈夫、任せて」。少しキンチョウしているかな、松下さん。
★長崎・外海の出身。お父さんも、お母さんも外海。
★外海といえば、山1つ超えて、両方に分かれる「黒崎」と「出津」。山の上にあるのが「遠藤周作文学館」。ここからの暮れ行く夕陽が美しい。真っ赤な太陽が五島灘に吸い込まれていく。
★神への召命は、出津が有名。出津から枢機卿2人。司祭数十人、シスターは数百人。だが、だが、黒崎も負けてはいない。
★発送者の松下昭征(あきゆき)修道士は、76歳。その姉2人はシスター。家を継いだ長男の子供に、シスター1人。松下の姉も結婚。子供2人がシスター。次が昭征修道士。弟は、長崎教区司祭。妹がシスター。もう、間違っちゃうよ。目が、まぶしくなるね。
★その昭征修道士も、実は、中学生から神学生だった。大神学校神学部、あと2年で神父に成るのに、なぜか、修道士に移行した。
★「惜しかったね。なぜ、修道士に?」「人を導くのに向いていない。修道士になって、下から支える人になりたい」。エライ。見てごらん、この元気で、ハツ、ラツとした表情を。もう、感服だよ。
★言わば「黒崎の松下家族」こそ、カトリックの底チカラだね。
★姉のシスターは88歳で「お告げの黒崎修道院」。
妹のシスターは、鹿児島・純心大学の学長。58歳の若さで逝った。明るい、誰からも慕われる、こころ優しいシスターだった。墨字は良かったね。末の妹シスターが、姉の大学の学長を継いだ。今は理事長。ここまで書けば、目が、クラムばい。
★そんな松下修道士さんが、この度の「申し込み者」への発送役を、こころ良く引き受けてくれた。兄弟・松下修道士さんよ、ありがとう。
★とにかく松下修道士さんは、仕事、熱心、忠実で、マジメ。行動が速い。彼は言う。「長びかせ、たくない」
★彼には、特技がある。「(長崎編み)ロザリオ」作り。材料はローマから取り寄せる。巡礼団が行くとき、頼んでいる。松下修道士の作った「ロザリオ」は、リッパ。生涯もの、失わなければ、一生もの。
★マジメな松下修道士に聞いた。「これまでの人生で、一番、忘れない、こころに残ったのは、なんね?」「1988年か91年、3年間、アシジで暮らした。聖父フランシスコの膝元で、本当の修道生活を体験した」。いい体験だったね。
★病室を訪ねた松下さんに、トマは言った。「20日は春分の日、次、21日は日曜日。郵便局はお休みだろう。22日、月曜日から忙しくなる。どれぐらい、来るかな?」「フ、フ」と、ほほ笑む、彼。即行・実行の彼だから、さばけるだろう。「瀧神父さんから電話があって、ホームからも、2,3人がお手伝いに行きたいと言っている。受け入れてあげてよ」。また「フ、フ」
★【ベッドの上で考える=500人分】昨日の閲覧者、1848人。これだけ来たら、どうする?準備は、500人分だよ。パンクだな。海外からも、10日遅れで、届くかも知れないぞ。「聖ヨセフさま、何とかして下さい」
★【昨日の閲覧者数=統計】1848。

2021年3月19日金曜日

【お知らせ、第三便】今日が「登明カード」「小冊誌」の申し込み投函【トマには、常に、ドラマあり】

3月19日。今日が、湯便局から、申し込み封筒を送る日です。喜びながら、郵便局へ行きましょう。当方は、期待して、待っています。
 ★(1)ご自分の(郵便番号・住所・名前)を書いた「スマトーレター(180円)」が入っていますか?
★(2)希望する「登明カード、2枚、選んんだ(メモ)」。(番号)(絵)(最初の言葉)を入れていますか?
★郵便局が出す封筒に、「3・19」の月・日の印が、はっきり分かるか、確認して、投函して下さい。
★差し出す先の、郵便番号、住所、担当の名前は次の通りです。
       〒850-0012 長崎市本河内2丁目2-1  
       聖母の騎士修道院 「登明カード」松下昭征修道士様
★当方の発送は、神のお告げ(マリアさま)の祭日=3月25日(木曜日)に出す予定です。ただし、印刷所での印刷が10日間、かかるそうですから少し遅れるようです。3月中には、着くでしょう。待っていて下さい。大丈夫です。
★3月19日。今日は、聖家族・聖ヨセフの祭日です。聖ヨセフさまが受けて、25日は、神のお告げマリアさまの日、マリアさまが配ります。お恵みですよ。
★左の美しい聖絵は、愛の殉教者・聖人コルベ神父が、ポーランドから持参した遺品です。幼いイエスさまが、本当に、きれい、かわいいですね。聖コルベが絶えず祈った聖絵です。聖ヨセフのユリの花。イエスの手にする十字架。将来の生き方を象徴していますね。
★旧約聖書の「ヨセフ」は、エジプト王の政治執政官で、飢饉の際、国・内外の民衆は「『ヨセフ』の所へ行きなさい。穀物を与えられる」と深い信頼を持って集い、ヨセフは彼らの願いを聞きとどけました。申し込み封筒も「ヨセフの所へ行け」。その思いで選びました。あなたの封筒も、聖ヨセフが受けて、聖マリアさまが渡す。
★私たちも、日ごろ、聖ヨセフに祈り、苦しみ、心配、悩み事を解決して下さるように、祈りましょう。必ず、聞き入れられます。

【トマには、常に、ドラマあり】
★水曜日の晩、昼間の尿量は少なかったが、大のトイレで「シャー」の水の便が出たので、安心して眠った。
★木曜日の晩、昼間、大のトイレに行かない。大きな便も出なかった。昼間の尿量も少ない。寝る前には、不安になった。午後8時半に眠る。10時半に目が覚める。看護師さんを呼んだ。「尿が出る時は、感触が有る。それが無い。オシメ、見てくれる?」。看護師「尿は出ていますよ」。(ふしぎや、な)感触に、こだわる。大きな便も、この日は出ていない。午後11時半に、また目が覚める。しばらく時間を置いたが、尿が出ている感触が無い。看護師さんを呼んだ。「前より少ないが、出ていますよ」「『坐薬』を入れて下さい」。坐薬を入れ終わった時が、午前0時5分。聖ヨセフの祭日の始まりだった。
★今日、金曜日、午前3時半ごろ、目が覚めた。(尿が出ている感触があった。しばらく感触を確かめる。よし、よし、これはシメたぞ)
★午前4時から、ラジオ「深夜便」を聞く。夫が、妻に、暴力する、悲惨な妻・女性の語りだった。子供が中学生になるまで辛抱し、その後、セルターに避難し、独立して今は、夫の暴力に苦しむ保護の会の会長をしている。
★この語りを聞きながら、無性に腹が立ち、今、始まった「聖ヨセフ」は聖家庭の保護者であるんをキモに銘じた。その瞬間、「ド、ドーッ」と、大きな便が、山のような感触で出た。(ああ、やったぞ)。これ、ふしぎ、聖ヨセフの祭日の朝は、明るい気持ちで起きた。歯を磨き、洗顔して、『毎日のミサ』を読みながら、『チリン、チリン』を待って、ご聖体を拝領した。「神に、カンシャ」
★【ベッドで考える=今日の花言葉】朝のラジオは告げた。「今日の花言葉は、しだれサクラです。意味は、夫婦、お互いの愛と尊重。『優美』」
★「トマには、常に、ドラマあり」
★【昨日の閲覧者数=統計】1946。

2021年3月18日木曜日

【お知らせ=第二便】申し込み、今日はダメ。明日、郵便局へ、オ-ケー

「登明カード」と「小冊誌」の無料進呈の申し込みは、きょう、18日じゃ、ありません。間違いないようにして下さい。
郵便局への、あなたの申し込みは、明日です。
写真は、「小冊誌」の表紙です。
★申し込みは、明日、3月19日、聖家族の保護者、聖ヨセフの祭日を選びました。明日、近くの郵便局へ行き、郵便局のスタンプ「3・19」の消印を受けて下さい。その印、「3・19」のシルシを確認して、投函して下さい。この「日にち」が、受付便となります。
「3・18」はダメ。「3・20」もダメ。残念、申し込みが間違っていますから、スマートレターのお金「180円」はゴメン、犠牲となります。
★明日ですよ。明日。待っています。
★スマホの取り扱い勉強中のトマです。なかなか老人には難しい。便利だが、老人は、手がプル、プルと震えるので、ちょっとサワっても、画面が、分からないようになる。困るな。悩むよ。

★徐々に、病気は進行している。両足のハレ具合を見て、よく分かる。昼間は、尿が出ない。その変わり、大のトイレに、2,3回は行く。すると、水が「シャー、シャー」と流れ出て、びっくりするよ。尿が、肛門から流れ出る状態です。
★それに、食欲がマッタクない。食べたい気持ちにならない。更に、腹部の痛み、腹部の「ふくらみ」、そして大トイレで流れる「水」。すい(水)臓がんだから、水が出るのか、思っています。幸い、夜は、眠っている間は、大のトイレに行かない。だから「おしめ」に沢山の尿が出ている。昨夜の腹部の『ふくらみ』も、朝は、減る。その様子に、少し、安心している次第です。
★とにかく、今の状態を受け止めて、生き続けるているのが、現実です。与えられた苦しみを、主イエスの十字架と共に、一緒になって、苦しみに耐えよう。それがトマの祈りです。昨夜は、「オシメ」に頼って、安眠しました。さわやかな朝を迎えました。恵みを感じる朝、ベッドでは、黒の「ラジオ」が、ニュースや、音楽を成らしています。
★この度の無料・進呈の、「登明カード」と「小冊誌」を楽しみに、明日、ぜひ多くの日記の読者の皆さんが、郵便局へ行って「3・19」印を確認して、投函して下さい。この度の進呈に際しての『こだわり』は、聖家族の保護者・聖ヨセフへの信心です。それが、今のトマ修道士の、ささやかなお願いです。
★【ベッドの上で考える=オシメ】「人生は、赤ちゃんの『おしめ』に始まって、老人の『おしめ』で終る」
★【昨日の閲覧者数=統計】1691。

2021年3月17日水曜日

【お知らせ=第一便】「登明カード」「(小冊子・64頁」を無料で進呈

【趣旨】この度は、トマ修道士のがんの告知、入院、ホスピス病棟での生活で、日記の愛読者の皆さんには、多くの祈りと励まし、慰めを頂きました。感謝の意味で、「登明カード・1人2枚」と、がんへの経過を記した「小冊子=64頁(題名・長崎のカトリック修道士、ホスピス病棟で今日も、祈る)」を無料で進呈します。ただホスピス病棟での企画であり、制限無しとは、いかず、500名さまに限定します。
【協力者】★カードの製作者(ボランティア)=大分県の恵理子さん。
     ★日記から小冊子にまとめた (ボランティア)=長崎市のはるみさん。
     ★企画の許可と印刷部の手配=長崎・聖母の騎士院長・山口神父さん。
     ★印刷代の支払い者=小崎登明。
     ★申し込み者への発送=長崎・聖母の騎士、松下昭征修道士さん。
【申し込みの方法】(必ず守って下さい)
     ★送り先、住所。〒850-0012 長崎市本河内2丁目2番1号。
             聖母の騎士修道院。「登明カード」松下昭征修道士様。
     ★(1)郵便局で、180円の「スマートレター」を1枚購入して、
         ご自分の郵便番号・住所・名前を書く。 
★「登明カード」を2枚選び、メモ紙に、(番号)(絵)(最初の言葉)を書く。(メモ紙には挨拶や感想文など書く必要はありません)         
★メモ紙と、スマートレターを、大きめの袋に入れて、郵便局に出します。
★2021年3月19日(聖ヨセフの祭日=金曜日)に、郵便局へ行って、19日の日付印を押してもらいます。無料進呈は、19日の消印がある人に送ります。北海道の人も、沖縄の人も、19日の消印があれば、大丈夫です。500人分に限定です。
★19日、以前、19日、以後の消印の封筒は、無効となります。申し訳けありません、180円は犠牲となります。「19日(聖ヨセフの祭日)」に、こだわって下さい。
         ★当方からの発送は、3月25日、(神のお告げの祭日)を予定しています。遅くとも、3月、聖ヨセフの月の終わり頃までは届くでしょう。
【上段の左から】
★(1)(ちょう・ばら)(他人と)
★(2)(うめ・とり)(小さな歩み)
★(3)(かに)(どういう形で)
★(4)(ふじ)(生きている)
【下の段の左から】
★(5)(いす)(コルベ神父)
★(6)(水仙)(今は辛いけど)
★(7)(つばき)(人間なんとか)
★(8)(うめ・とり)(ほんとうの)
以上、1枚目。
【上段の左から】
★(9)(ばら・ちょう)(人生の)
★(10)(ぼたん)(苦しみの)
★(11)(ぶどう)(無言とは)
★(12)(なんてん)(どんな逆境)
【下の段の左から】
★(13)(ぶどう)(神のはからい)
★(14)(かに)(あなたの人生で)
★(15)(いす)(コルベ神父が)
★(16)(ばら)(いろいろ有った)
以上。
【上段の左から】
★(17)(ばら)(いつ、気づく)
★(18)(ぼたん)(親切な対応)
★(19)(ばら)(人間って、)
★(20)(ぶどう)(恩はその人には)
【下の段、左から】
★(21)(ばら)(この苦しみは)
★(22)(ひまわり)(神は苦難を)
★(23)(水仙)(主はあなたのそば)
★(24)(ひまわり)(すべては神が)      以上。
【左のカード】
★(25)(ぼたん)(生かされて)
以上。
★この25枚の中から、2枚を選んで下さい。
★1人につき、2枚です。
★1カードにつき、50枚、作っている。
★(25)カケの(50枚)=1250枚の「登明カード」を準備しています。あるカードに注文が重なり、枚数が無くなったら、他のカードを送ります。その点、ご了承ください。
★無事に、無料配布が終わりますよう願っています。ご協力をお願いします。あなたに感謝を捧げ、あなたの幸せを祈ります。

★【昨日の病室の動き】(午前)➀9時過ぎ、主治医・松添先生、ヒザを折っての聴診。②看護助手さんの「カラダ拭き」(午後)➂シスター水浦が来る(病院・宗教部)。④聖母の騎士の山口院長神父さんが来る。挨拶してシスター退室。入れ替わり病院付司祭・関口神父さん(群馬出身)が来る。山口神父も群馬。話は盛り上がる。「トマさん、何が食べたい?」「フランス・パン」。2人の神父、パンで又、盛り上がる。
⑤山口院長神父さんと、2人になる。先ず、古い色紙、遠藤順子さんの達筆を見る。
★遠藤順子さん、1月17日に93歳で死去を知らされる。色紙のウラに、トマ修道士とツーショットの大きな写真。(2001・6・6)。「ぜひ、聖コルベ記念館に保存」を頼む。
⑥今日の日記「無料で進呈」の原稿を山口院長神父さんに見せて、了承を得る。騎士誌は5月号で、創刊1000号。トマの原稿の掲載をお願いする。了承。
⑦夜、7時。北海道の裕子さんから、おやすみ電話。20分話す。
⑧朝食、昼食、夕食、みな完食する。

★【ベッドの上で考える=まだ、まだ出番あり】博士論文じゃないが、ホスピスでも、生きる価値と意味はある。
★【昨日の閲覧者=統計】1381。

2021年3月16日火曜日

送られてきたラジオ。慰めの「深夜便」。原点に帰ろう。感謝の心忘れず

夜中は、今まで無いほどの安眠でした。8時半に眠って、11時半に目がさめる。起きて、水を1杯のみ、しばらくカラダを動かせて、クスリは飲まず、横になった。12時頃だった。目が覚めたのは、午前3時。
★ここで初めて、送られて来たラジオで、夜中の「深夜便」を聞いた。『卒業・送る歌』で、『仰げば尊し』『海援隊の、送る歌』など懐かしい歌声に、心で、笑った。次の4時からの「深夜便」は、以前、この番組を担当した元・アナ(男性)の語りだった。
★元・アナは、脳の病気で倒れたが、幸いに言葉に異常はない。彼の言葉で、次の流れが、心に残った。「世の中では、『おおざっぱ』に、生きてきた。病になって、細かいモノが見える。天井に張り付いた1匹のハエさえも、時を忘れて見詰め、考える」
★そう言えば、今のオレが、そうじゃ、ないか。健康で、普通に生活する時は、大勢が相手で、当方は『おおざっぱ』な生き方だった。ホスピス病棟に入り、身近に資料はないが、結構、物書きには不自由はしていない。それは「細かいモノ」を見詰め、考えて、広がるからだろう、と納得する。
★早朝の『チリン、チリン』の司祭は、いつもは関口神父さんだった。ところが昨日は別の神父さんが来た。神父さんは、トマを知っており、「おや、こんな所に」と言いつつ、周辺んを見まわし、「あんた、ホスピスで、博士論文でも書いているの?」。瞬時の発言に、さすがのトマも、あっ気にとられた。今朝、カメラを構えて待っていた。現れたのは関口神父さん。「あれ、あの神父さんは?」「わたしが休みの時だけ、交代」
★ある日の午後、赤い色の看護師さんか来た。前に1度、赤い色が来たので、(ピィーン)ときた。「手術室の看護師さんでしょう」。ズバリ当たった。「そうです」「以前、来た人には名前に『美』がついていたね」。看護師さんは、同僚の名前を教えた。あの時は、カラダを拭いてもらいながら、自分の背中の手術のキズの話をした。今度は、この看護師さんには、次の話をした。「原点に、帰る心がけ」である。人の人生は、最初は苦労して、自分の努力も勤めて、徐々に成長する。その時、つい『原点』を忘れがちになる。これがダメ。自分を育ててくれた人が大勢居る。その原点を常に考えよう。感謝をして、原点に戻る。「あなたも手術室、大切な場所を与えられた。ヒマが出来ると、原点である『患者の洗浄』の作業に進んで加勢する。「それがリッパな心掛けです。その心で進んでね」
★きのうは、主任栄養士さんが来た。1時間ほど、食事の細かい相談が行なわれた。とにかく食欲が全く無いのが悲しい。
★【ベッドの上で考える=細かい事を見よう】「深夜便」の元・アナの言葉が、なぜかピッタリ。事柄を細かい心で見つめよう。ホスピス人生も、豊かになる。
★【昨日の閲覧者数】1579。

2021年3月15日月曜日

高原修道士さん、頑張ってネ。トマの足となり、介護もする。近くに転任

この笑顔、いいね」。
高原修道士さんは、トマの人生にとって大事な兄弟です。
★面会に来た高原さんが、アマゾンの大きな段ボール箱を抱えて来た。中から出て来たの「ラジオ」。トマには、すぐ分かった。「かぶらってぃ」さんからだ。日記に「ラジオが不調で不便」と書いたら、コメントに「電池式、手配します」とあった。箱には名前は無かったが、「かぶらってぃ」さん、贈り物はありがとう。ラジオから音楽が流れると、心が和みます。
★高原修道士さんの真面目な顔。トマがホームに居て、病院への送り迎えは、高原さんにいつも頼んだ。優しい表情もあるが、若いから、時折、ボゥーッと燃える。それを指摘すると、上の笑顔を後ろにまげて、「アーツ」と、更に笑う。
★幼児からシスターの施設で育った。苦労しているんですね。最近、シスターは94歳で神に召されたが、そのシスターの自慢が、自分が手塩にかけて育てた1人が教区の司祭へ、もう1人が高原修道士の存在だった。高原さんは肝に銘じて、修道士を頑張っている。
★4月からの転任で、高原さんは、長崎・聖母の騎士へ移動する。いま、トマは、長崎ホスピスだから、近くなり、便利になる。高原さんが来ると、安心はする。優しさ、思いやり、臆する事ない主張。頼もしい所もあるが、「あれ、車のキイが、ない。スマホがない」で、ヒヤ、ヒヤさせる。
★きのうは、夜8時半に眠る。キューッと、11時半まで。起きて、水1杯、また2時間ほど夢の中。痛みは無く、朝を迎えた。「深夜便」を聞く。元気が戻った。
★昨夜の「千草おやすみ電話」。「明日から2日間、教会で、年の務めがあるから、電話は
かけない」。長崎教区では、四旬節の間に、夜、教会へ行き、指導司祭のお説教を聞く。祈り、『赦しの秘跡』を受ける習慣がある。本当は3日間だが、コロナ禍で、今年は、短縮。年の務めを終えて、復活祭を喜びで迎える。長崎の、いい習慣だ。自分がカトリックであるのを強く意識し、感謝する。ホスピス病棟では、それが出来ない。ザンネンや。
★【ベッドの上で考える=生ある限り】歩くのも徐々に、困難になる。アタマは、スッキリ。ハッキリ。前方に道が有る限り、今日も、生きよう。3月も後半になるが、今年もサクラは見えそうだ。感謝だね。
★【昨日の閲覧者数=統計】1334。 

2021年3月14日日曜日

修道者は、お互いに、家族的な、キズナ。「兄弟舟よ」。孤独じゃ、ない


松下修道士さんが、首から「面会許可」のカードを下げて、病室へ来た。
手に下げたビニール袋から先ず、取り出したのが、竹で作った『花さし』だった。一瞬「ウハッ、ハ、ハ」と、笑ったよ。贈り物。又、笑って、感動したね。「崎濵神父さまから・・」「えーェ、上手に作ってあるな」。竹製の手作り。「こりゃ、嬉しかばい。器用に作ったな。崎濵神父さん、ありがとう」
★崎濵神父さんの手紙が添えられていた。
「トマさん、日記を見て、ハラハラ・ドキドキ。今は安心しています。今朝、思い出して作りました。依然、神父さまが、そちらのホスピスへ居た時、同じような竹製の花瓶を作り持って行ったところ、とても喜んでくれたことを想い出したからです。トマさんにとっては懐かしい彦山の中腹にある竹やぶの竹です。花瓶がまっすぐ立つように切ることと、上部を左右合わせるように切るのは、かなり難しいのですよ」
★崎濵神父さんは、元・管区長、今・学園(高校・理事長・校長)。「エラか、人が、よくぞ頑張るね」。神父さんの温かい心情が、トマの胸に伝わってくる。
★「学園のため、トマさんのお祈りの中に、意向を入れていただきたいです。返事はいりません。お祈りください」
★修道者は、老いても、孤独じゃ、ない。「兄弟舟だよ」。お互いに、家族以上の温かいキズナを持っている。
★昨夜は、痛みで、苦しんだ。夜8時半に眠りについて、10時半に目が覚めた。眠れない。夜中の12時、クスリを2ツブ、飲んだ。背中が痛む。ダメだ。1時半、コールで看護師さんを呼んだ。「痛い、眠れない。坐薬を頼む」。看護師さんが血圧を測り、坐薬を入れた。痛みが取れて、スーッと、しばらく眠る。3時半には目が開く。「深夜便」を聞いた。
★最近は、じょじょに、病状が進んでいる、感じ。食欲が全くない。今朝の『軟飯』も、「また、コメか」。ノリを細かく切って、軟飯に混ぜて、やっと食べた。みそ汁、吸う。缶詰の果物ナシか?、これで終わりと、ホットする。野菜、2品残した。
★食欲がない。痛む。眠れない。声はデカく出る。だが、目のチカラが失せた。「ここは、ホスピス病棟だぜ。わかっとるな」
★【ベッドの上で考える=生きる喜び】なんだ、かんだ、言っても、まだ生きているさ。今朝の『チリン、チリン』の司祭は、別の神父さんだった。顔は覚えている、名前が出ない。
★【昨日の閲覧者数=統計】1297。

2021年3月13日土曜日

シスター・フランシスカ中山和子先生の命日。福祉を貫き愛に生きた医師

昨日、12日。みさかえの園の聖母の騎士修道女会のシスター会長さんから、電話があった。「今日、シスター初代会長 ・中山和子さんの命日だった。何か、思い出を日記に書いてくれる?」「えェ、そうなの。ゴメン。お祈りします」。写真は、中山会長シスターが、聖コルベ記念館を訪ねた時のお姿です。
★シスター中山先生の最初の思い出は、戦争が終わって間もなく、聖母の騎士のルルドへの道に、木々に囲まれ、憩いの場があった。ドナト神父さんから、数人の女性がお話を聞いている姿が深く印象に残っている。(感心な女性たちや、な)
★原爆直後の冬、直ぐに、たすけを求める原爆・戦争孤児たち、少年たちだけの施設が聖母の騎士修道院(小神学校)で始まった。中学生だったトマたちは、度々、彼らと、もめ、ケンカした事もある。
★最初から、医師の中山先生は、ミロハナ神父が創立した『騎士園』の事業に参加して、小ヶ倉、大村、竹松と、姉妹会を移転させて、やがて小長井に落ち着いた。その時、トマは、結核の療養のため、小長井の騎士園修道院に居り、シスター中山先生から、病気の診察や治療を受けて、お世話になった。右腎臓は、小神卒業の修練中に、既に摘出。その後、状態が良くないので、ミロハナ神父さんに連れられて、小長井修道院で、療養する。又もや、左の腎臓が結核で侵されて、アウト。しかし大きな病院を望まず、シスター中山医師の聴診器に頼って、お任せし、奇跡的に回復した。アウトが、セーフに変わる。いまトマ修道士が、93歳まで生かされた基本は、シスター中山先生と、他のシスターの治療のお陰と感謝している。
★少し、病気が快復すると、『騎士園の新聞』をガリ版刷りで発行した。最初は、2ページ。10号ほど続いた。次いで、4ページの正式な『小長井聖母の騎士園新聞』となった。記事の中には、姉妹会の話題も出てくる。(当時は、姉妹会と呼ばれた)。姉妹会の教会献堂式や、10人が修練に入った事なども書かれている。
★昭和31年5月号『騎士園新聞』第5号にシスター中山先生の記事がある。当時の施設の男の子は、今の子どもと違って、食料困窮の時代でもあり、自立心が強く、自分を守る、食べる事にだけ、総ての興味があった。炊事場から缶詰を盗んだり、ウソ、イジメ、乱暴、文句など事件の連続。その中で、シスター中山先生は、こう書いている。「『子供に関する覚え書き』「子供を全て善導すれば、ダリア、スミレの美しさが出る」。どんな男の子でも差別なく慈愛心で接し、信頼し、優しさを示した。
★昭和31年6月、6号の記事。「子供は、自然的に、善と美を求め、愛する。これを精神的美へ発達させると、美しい夢、こころ、清らかさへと向ける。汚いものを嫌うようになる」
★昭和32年10月、第20号。フランシスカ会長さんの執筆で、『運動会の鈴わり・シスターたちの競技』を書いている。「高く吊るされた赤と白の大きな鈴。シスターたちは夢中で赤、白のタマを投げつける。なかなか割れない。5分、経った。幼年部、少年部、中学生、大人たちも馳せ参じた。遂に、白が割れた。(フランシスカさんは、白組だった)。白組が、バンザイ。赤組は小さくハクシュ。シスターの中には、『あれは、鈴を貼る時、薄い紙ではり、赤のはチョット厚めだったのよ』の声も聞かれた」
★『騎士園新聞』は、45号まで続いた。トマは、小長井に11年居り、長崎で修練をやり直して、『修道士の誓願』を立てた。原爆の後、ミロハナ神父に抱擁され、入会してから20年の歳月が経っていた。
★いま、シスター中山先生を偲ぶ時、スラッとしたスタイル、笑みの顔、優しい声が浮かんでくる。「トマスさん」と呼ばれると、何となく胸に温かさを感じた。
★「人は、神から出て、神に帰る存在である」
★創立者ミロハナ神父さんの指導を受けて、修道女会シスターたちを聖成へと進ませ、聖コルべの『けがれなき聖母』のM(エム)I(イ)の精神に生き、シスターたちを良くまとめて、心身障碍者施設を幾つも経営したシスター・フランシスカ中山和子(医師)先生は、福祉に貫いた生涯を終わり、安らかに、聖コルベ、ミロハナ神父の天国へ旅立った。
★2018年3月12日。99歳、神の恵みの天寿を全うした。
★【昨日の閲覧者数】1352。

2021年3月12日金曜日

松下修道士さん、頼りだよ。聖母の騎士の大黒柱。深夜のメールに感謝

午前中、親身な介護のシャワーに浴びる。気持ち、スッキリ。「マリアさまが呼びかける。ゆっくり休みなさい。元気を出しなさい」
★病院には、シスターが2人勤めている。朝『チリン、チリン(鈴の音)』のシスター石岡(超・長期歴)。もう1人が最近勤めた『お告げの』シスター水浦(写真)。午後の昼休みに登明著『十七歳の夏』を手に現われた。「この本、読んで感激した」とホメて、誉めまくる。
★そこへ面会に来たのが聖母の騎士の大黒柱・松下昭征修道士さん。「ベッドが、高い」と言えば、手製の『足乗せ台』を作って来た。「やあ、これは便利だ」と喜んだ。
★松下さんには姉に『お告げの』シスターがいる。シスター水浦とは初対面だが、和やかな会話がはずんだ。
★松下さんに、新品の小型ラジオを頼み、お金を渡した。「次に行く所がある」と用件だけ果たして、雑談なし、だった。松下さんが頼りになる。
★朝食、昼食、夕食。みな完食した。毎日、3人のお医者さんの回診がある。『痛み』『食欲』『困った事=足のむくみ』など報告する。「安心しなさい。任せなさい」。ここでも、マリアさまの声。
★夜、7時。ラジオならニュースの時間。入院して以来、テレビは全く見ない。テレビは壁に向かって、対面。この時間、『千草のおやすみ電話』「足のハレは、どう?」「変わらん。ただ今日は『柿のタネ』は1粒も食べなかった」。ハッ、ハ、ハ、と千草さん、電話で笑う。つい、こちらも大声で、笑う。「今日の内容は、きのう話した、そのままね」。2人して又、笑う。「笑うと免疫力が上がる」と言ったのは、神戸の尼さんだった。ホスピス病棟で、こんなに笑って、いいのかね。
★「ただ、ね。1つ、書き忘れた。背中のキズだよ。10年前、この病院で、千草がカラダを拭いた時、確かに、その時は『有った』の証言。あれ忘れた。又、ここで笑う。「おやすみ」。電話は切れた。40分、話していた。千草さんが言った。「いま、月づき、かけ放題オプション、千七百円ほど払えば、時間なしで話せるのよ。松下さんに相談してみれば」
★夜8時に寝て、11時半に目が覚めた。普通なら1時半まで一気に眠るのだが、今夜は早い。起きて、1杯の水を飲む。携帯に、白点の点滅。ヨゼフ・クリニック高木正剛先生からのメール。21:25。「体調いかがですか。しんぱいしています」
★2月5日、入院。2/6 .6:05。2/22.10:24。3/1 11:38。3/1 12:25。
3/5  22:24。  3/7 8:32。  3/11 21:25。
これだけメールが届いている。返事の仕方を知らない。開院前、電話で感謝。
★昨夜の眠りは、浅かった。ラジオも無いので「深夜便」も聞けない。
いつものように、朝、6時少し前、看護師さんが電気を付けに来る。オシメを外し、後は自分でトイレへ行き、洗浄。熱いガーゼ・タオルで拭く。部屋でも、ウエット・タオルで2度拭きする。洗顔。
★『毎日のミサ』を広げて『チリン、チリン』を待つ。松下修道士の作、『足乗せ台』をホメた第一号は、シスター石岡さんだった。「まあ、いい、足乗せ、ね」
★第二号は、9時過ぎ、回診の主治医・松添大助先生だった。「いいモノが、できましたね」。きょうも、明るく過ごそう。未来はホスピス病棟にも有るぞ。
★【ベッドの上で考える=日記に満足】日記を書くのが、唯一の楽しみ。生き甲斐。自分で、きょうの日記は上出来だ、と納得しなければ、読者は、ツマラン、思うだろう。
★【昨日の閲覧者数】1315。

2021年3月11日木曜日

希望をもって前へ進もう。ガンも個人差がある。神戸の尼さん。柿の種

看護師さんから背中を拭いてもらった時、背中の真ん中に、キズが消えていた。「おかしか、な」。右足のスネには、骨を削り取った跡が、証拠として、いま尚、残っている。なぜ、骨を植えた先の、背中のキズは消えたのか。
★きのう、瀧神父さんから電話があった。「聖ヨゼフにお願いする」。そう言えば、昨日から、聖ヨゼフの祭日前の九日間の祈りが始まった。それで瀧神父さんは知らせたんだ、と分かった。「ホームに戻れるように」と瀧神父さんは言った。ハッ、ハ、ハ、とトマは笑った。実現すれば、最大の奇跡だよ。でも、希望を持って、聖ヨゼフにお祈りしなければ、ね。
★午前中、病院のシスター石岡さんが見えた。シスターは、次のような話をした。
「すい臓がんでも、免疫力のバランスで、現状維持で、1年もホスピスに人がいた。細く生きているのね。変わらないので、自宅に帰った。それから3年、自宅で療養して、最近、ホスピスへ戻られた、こんな個人差があるのよ。あなたも腎臓1つで、何十年、生きて来られたんじゃない」
「そうだね。腎機能スレ、スレで、十何年、横ばいだからね」「そうよ、神さまのこと、わからないわよ」。シスターの言葉は、希望を与えてくれた。
★午後、神戸の尼さんから電話。長年のお付き合い。聖母の騎士の誓願・金祝など、尼さん姿で参加。修道士を看取るなどの活動も。エルザレム巡礼も参加。皆さんから親しまれ「尼さん」と呼ばれる。
★「トマさん、実は私も『すい炎』なの。背中が痛んだり、大のトイレで『シャー』と水が出たり、(今のオレと一緒や)救急車でも運ばれた。すい炎には、ツムラの漢方薬『ハンゲシャシントウ』が良く効くよ」「尼さんのガンって、それ?」「いやいや、まだ別にあるわよ。病気の総合商社よ。いま私は『十字架の道行』のロザリオを祈っているの。七連のロザリオよ。(そう言われて、台湾人の許さん、七連のロザリオ、思い出した)。の文があるので唱えやすい」「七連のロザリオって、何んね?」。(七が、2回周って、14留、分かった)。許さんに渡したのは、『十字架の道行』ロザリオだった。尼さんは病と闘いながら、祈る生活、そごいな、と感心した。「良くなったら、神戸牛、送るからね」
★寝る前、千草さんの「おやすみ」電話。「足のハレが心配よ。柿のタネ、評判ね。塩分が多いから、1日、10ツブ食べなさい。(30以上は食べている、ダメ)」「やっぱ、92と、93じゃ、こころに重みの違いがあるね。『3』になって落ち着いた。3ザンが9。3年3月1日生まれ。3,3,の,9、で、ゴロ合わせがいい。サン・キュウ―、サン・キュウ―」
★【ベッドの上で考える=電話で喜び】寝ていても、よく電話がかかる。30分、40分、話すこともある。楽しみだね。元気は、残る。
★【昨日の閲覧者数】1357。

2021年3月10日水曜日

キズだらけの背中、「拭きましょうか」。優しい手の看護師、日記OKよ

赤い服の看護師さんが、ワゴン車を押して入って来た。「え、だれ?」「手術場の看護師です。今日は手術が少ないので、来ました。おカラダ、拭きましょうか」「やあ、ありがたい。頼むよ」。ヒマがあれば応援する、その気ごころ、いい看護師さんや、な。上体、裸になる。肩にタオルをかける。(床屋さんのごと、あるな)。タオルを外して、熱いタオルを背中に、ジーッと乗せた。「熱く、ないですか」「大丈夫、気持ちがいい」。ゆっくり丁寧、背中を拭いた。
★トマの背中は傷だらけ。右下のキズは、22歳、腎臓摘出手術。「それがね。戦後まもなく、小さな医院で、医者は1人だけだよ。看護師は居ない。隣のオンちゃんか?男性が手伝って、下駄履いていてね、下駄の音、今でも耳に残っている。手術時間は2時間。それ以上になると、血液不足になる。テキ、パキ、やってのけた。『ハイ、これがお前の腎臓』って、ね。見せたよ。ポコ、ポコ、穴が幾つもあった。なぜ、手術が出来たのか。戦争中、お医者さんは軍医でね。第一戦で負傷した兵士のキズをテキ、パキ縫った。実力だよ。その医者は趣味が油絵でね、個展を開くほどの画才。エライもん、よ」。赤い看護師は黙して聞いていた。「左側のキズは肋骨2本、取った。背中にも、薄い棒のようなキズがあるはず。これは足のスネの骨を、ここに埋めた」
★「長生きの秘訣は、技術があって、心優しい医者に、看護師に出会う人生だね。泌尿器科の高橋先生、知ってる?」「ハイ、知っていますよ。優しい先生ですよ」「今日、ね。私のブログ・日記に載せるから」「へーぇ、ブログ、書いているんですか」「書いてるよ、あんたの写真、撮っても、いい?」「ああ、いいですよ」。あっさり快諾。「日記に載せても、いい?」「いい、ですよ」。これも快諾。「ブログ、読みなさい」。『小崎登明~~日記』とメモして渡した。看護師さんも別の紙片に自分の名前を書いた。名の中に『美』の字があった。(キレか、看護師やった、な)
★夕方、ホームの瀧神父さんから電話。「トマ。わたしは、あんたが、ホームに戻って来ることを、聖ヨゼフに願っている」「ハ、ハ、ハ。CTでガンが消えて、食事が普通に食べられるようになると、本当の奇跡だよ。大奇跡だよ」。瀧神父「願っている」
★夜は、2時まで、一気に眠る。起きて、1杯の水を飲む。また眠った。ラジオの故障で、『深夜便』は聞けない。今朝、足のハレはある。曲げるヒザまで影響あり。朝食は『パン食』。ジャムにチーズ付き。牛乳、缶詰・桃。(サラダを残す)
★【ベッドの上で考える=良い医者に出会う】少年の頃、大病しても良い医者に恵まれた。大学病院の外科の教授。回避しても又、大病にブチあたる。今度は軍医の医者が居た。救われて、その後も、良いシスター看護師や、晩年は聖フランシスコ病院のお医者さんに出会ったお陰で、今を生きている。「すべては良いように導かれた」ことになる。では災難をどう解釈するか、の問題も起こるだろう。「災難も、沢山、あったな」。しかし、それでも『いま』がある。『災難』に『導き』が勝ったやも、知れぬ。
★【昨日の閲覧者数】1442。

2021年3月9日火曜日

両足がムクンで、腎ゾーさん、頑張れ。高橋先生の医療技術。今ホスピス

2,3日前から、足がむくんでいる。腎ゾーさんが働いていない。もともと左は腫れていた。右が腫れだした。
22歳で右腎臓結核で、摘出。25歳で左の腎臓も血尿・高熱で、アウト。でも奇跡的に助かる。以来、55年間は、酒も飲んだ。徹夜もした。「こき使ってゴメンなさい」
2009年、ボウコウ・ガン発症。聖フランシスコ病院で、奇跡的に治癒した。
2011年、再び尿が出なくなる。聖フランシスコ病院に入院した。
★泌尿器科の高橋元先生。当時の写真です。お若いね。高橋先生の診たてでは、昔の左腎ゾーの結核の跡が『石灰化』して、軟結石が尿管に詰まっている。ステント手術を行なって治まった。
★2012年、今度は腎臓に器械を入れて、粉砕させましょう、と提案。何でも九州に2つしかない器械(ホルミニム・ヤグ・レーザー=3mmのカメラを尿管から腎臓へ入て、結石を粉砕する)を借りて、実施した。
★その時、全身麻酔。目覚めてからが大変だった。病院から徒歩3分に自宅がある『千草』さんが、徹夜の看護を尽くした。
★「小崎さん、夜中の3時頃、無心に両手を高く上げて、『コルベ神父、聖コルベ、聖コルベ』と3回叫んで、びっくりしたわよ。コルベ神父さまを見ていたんじゃない?」「覚えていないよ」
★「なんで石なんか出来たんだろう」「好物の牛肉の天ぷらよ。それが頑固な石になった」。返す言葉もないが(ああ、やっぱり食いたいな)。今は、もう残念、食欲がない。
★「愛しなさい」「助けなさい」と口で言っても、行動しなければ、何のタシになるか。『千草』さんは言った。「任せなさい」
図は、高橋元先生の筆跡です。レーザーで、14,5個の結石は取れた、しかし、まだ残っている。この10年来、ステント入れ替えの手術は、4か月毎につづいている。今は聖フラシスコ病院にも、貴重なレーザー器械は備えているそうです。
★退院の朝、シスターの看護師長さんが来て言った。「お恵み、もらっています。あなたの苦しみ、恵みを、私たちも、もらう」。シスターは患者トマに深々と礼をした。病者の苦しみが、周りの人の働きに、信仰のチカラを与えるという、カトリック。
★病院の玄関から、庭に出ると、丁度、赤と、白のツツジが見事に咲いていた。「赤い冠か、白の冠か」。お医者さん、看護師さん、ありがとう。コルベ神父さま、ありがとう。こういう聖フランシスコ病院生活を何度も経験して、いまは、ホスピス病棟でお世話になって、「ジーッと」。いや、ジーッとしては、おられん、ばい。また何やら考えとります。
★【ベッドの上で考える=自我を捨てよ】自分の努力は何もない。この歳になって、それだけは認めます。最後まで、いいように導かれるよう祈ります。マリアさま、助けて下さい。そのためには自我を捨てなければ、ダメですね。分かっているが難しい。
★【昨日の閲覧者数】1412。