長崎のカトリック修道士。17歳の時、原爆を受けて、この道に入る。 生かされて来た数々の恵みの中で、今年の1月、最大の試練「すい臓がん」を告知された。 「みむねの・ままに」。孤独と苦痛に耐え得るチカラを日々、祈る。 毎日、日記を書き続けて13年。今、長崎市の病院・ホスピス病棟で暮らす。 追記 2021年4月15日 午後6時48分 帰天されました。享年93歳
2014年5月18日日曜日
午後から雲仙で、殉教祭がある。信仰は生きる力だよ。
いっらしゃい。県外から、来られたの。ゆっくりして、行きなさい。え?今年の復活祭に、洗礼を受けられたって、おめでとう。洗礼名は、なに?マリア。マリアさまのご保護を頂いたのね。洗礼は、神さまの大きなお恵みだから、大切にしてね。お恵みを受けたら、感謝することです。ご恩を忘れないように、しよう。お恵みを感謝すると、またお恵みが増えてきます。恵みが、恵みを呼ぶんですね。幼い頃から、なぜか、神さまへの憧れがあったの。そういう憧れ、人によって、ときどきあるんだよね。子供の頃から、なぜか、教会へ行くのが好きだった。特別に招かれていたんですね。病院へ入院していたとき、シスターが本や信心具の販売にやってきた。シスターから励まされた。洗礼へ導かれたのも、シスターの勧めがあったから、かも。そういうご縁もあるんですね。いろんな人から大なり小なり支えられて、今がある。日曜日には教会へ行って、お祈りすると、霊的にも、元気になるよ。よし、また、あしたから、がんばろう。その気持ちね。ルルドへ行って、お祈りしなさい。祈れば、心が安らぐよ。
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