長崎のカトリック修道士。17歳の時、原爆を受けて、この道に入る。 生かされて来た数々の恵みの中で、今年の1月、最大の試練「すい臓がん」を告知された。 「みむねの・ままに」。孤独と苦痛に耐え得るチカラを日々、祈る。 毎日、日記を書き続けて13年。今、長崎市の病院・ホスピス病棟で暮らす。 追記 2021年4月15日 午後6時48分 帰天されました。享年93歳
2013年5月20日月曜日
東京から1泊の夫妻。ひょっこり、やって来た。うれしいよ
午後、自室で、しばらく過ごす。部屋に居ると、聖コルベ館へ行きツライ。「怠けに、なるな」と自分に言い聞かせる。3時過ぎに、聖コルベ館へ出ると、資料室に3人の女性がいた。福岡から来たという。「諏訪神社と、ここに来た」。話していると、2人づれ、夫妻が入ってきた。一瞬、「やあ、ヨブさんじゃ、ないか。よく来たね」。東京のヨブさん。洗礼名が、ヨブを頂いた。毎年、姿を見せる。もう、5、6年になるか。「急に思い立って、1泊とまりで来ました」。鉄工所の仕事をしている。このように思い出したように、ご縁をつないでくれる、ありがたい。韓国の話など、語った。「今度は、東京へ行きたいね」。韓国で自信がついたから、東京へ。しばらく行っていない。「東京へ行けば、どこへ行きたいか」。あるんですね、行きたい場所、会いたい人も。「昭和館へ行って、古い昭和の、思い出に、触れたい」。古臭いかね。でも、やっぱり、少年の頃が忘れない。夢があったから、ね。これから開ける可能性があった。「その時は、世話になるよ」
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