2013年5月19日日曜日

甘夏ミカン、大きいな。送ってくれて、ありがとう

大きなミカンだよ。甘夏(あま・なつ)です。外海の田川家から奥さんが送ってくれた。これが、おいしんだね。みずみずしくて、ね。家の山に、木が10数本あって、毎年、鈴なりに、生っていた。主人の福松さんが収穫していたが、病に倒れて亡くなった。採取する者が居なくなった。奥さんは寂しく、足も不自由で、ままならぬ。でも毎年、収穫してきたので、子どもさんが帰って来たとき、頼んで取ってもらった。もう木にも、あまり生らなくなった。寂しいね。これを食べると、亡くなった福松さんを思い出す。外海で生まれて、外海で暮らしてきた。戦争で、ビルマ戦線で苦労した。殆どの仲間は戦死したが、かろうじて、生き残って、帰ってきた。苦労の話は殆ど語らなかった。まじめな人だったよ。教会のためにも、心底、働いた。人の一生って、ミカン、見れば、寂しいなあ。残された者は生きるしかない。


1 件のコメント:

  1. 2月に旅行した時、長崎ペンギン水族館の駐車場脇にある青果直売場ではかんきつ類の種類が豊富で安くてビックリしました。関東人には羨ましいかぎりです。
    甘夏は酸っぱくて、ちょっとほろ苦くて。初夏の急に暑くなってきた時季に効きますね。トマさん、お大事に。

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