夕方から夜にかけて、長崎地区、4箇所で働く修道者たちの集まりがあった。20人が揃って、近況を交換し、祈り、会食し、楽しい時を過ごした。「ああ、明日は、ステント入れ替えか」と思うと、「なぜ、自分だけが、こんなに苦しむのか」と、ちょっぴり、悩みも起こった。ヒト、それぞれに、与えられた十字架がある。今日は、いよいよ予約の病院へ。2人部屋の病室に入院する。午後から、点滴が始まり、手術室へ。もう、この部屋に、10何回来ただろう。挨拶しながら、大の字に、両手を広げる。まさに、十字架にかかったカッコウになった。今度の処置は早かった。30分ほどで終わった。熱が出なければ、明日、帰れるだろう。忍耐と、辛抱しかない。安静にしておこう。「自分でも、思うんです。60年、1つの腎臓で、平常に耐えてきた。頑張ってきた。そう簡単には、ダウンしないぞ。強さがある。だから少々の嵐でも、大丈夫。自信があった」★苦しいときは、楽しいことを、考えよう。「7月の最後の週に、東京へ、夏休みに、行くとしよう。会いたい人も居る。何年ぶりの、東京か、楽しみだなあ」★幸い、熱は上がらない。ああ、よかった。長崎のカトリック修道士。17歳の時、原爆を受けて、この道に入る。 生かされて来た数々の恵みの中で、今年の1月、最大の試練「すい臓がん」を告知された。 「みむねの・ままに」。孤独と苦痛に耐え得るチカラを日々、祈る。 毎日、日記を書き続けて13年。今、長崎市の病院・ホスピス病棟で暮らす。 追記 2021年4月15日 午後6時48分 帰天されました。享年93歳
2013年6月21日金曜日
苦難でも、笑顔は欲しい。人生は、浮かぶ日も、沈む日もあり
夕方から夜にかけて、長崎地区、4箇所で働く修道者たちの集まりがあった。20人が揃って、近況を交換し、祈り、会食し、楽しい時を過ごした。「ああ、明日は、ステント入れ替えか」と思うと、「なぜ、自分だけが、こんなに苦しむのか」と、ちょっぴり、悩みも起こった。ヒト、それぞれに、与えられた十字架がある。今日は、いよいよ予約の病院へ。2人部屋の病室に入院する。午後から、点滴が始まり、手術室へ。もう、この部屋に、10何回来ただろう。挨拶しながら、大の字に、両手を広げる。まさに、十字架にかかったカッコウになった。今度の処置は早かった。30分ほどで終わった。熱が出なければ、明日、帰れるだろう。忍耐と、辛抱しかない。安静にしておこう。「自分でも、思うんです。60年、1つの腎臓で、平常に耐えてきた。頑張ってきた。そう簡単には、ダウンしないぞ。強さがある。だから少々の嵐でも、大丈夫。自信があった」★苦しいときは、楽しいことを、考えよう。「7月の最後の週に、東京へ、夏休みに、行くとしよう。会いたい人も居る。何年ぶりの、東京か、楽しみだなあ」★幸い、熱は上がらない。ああ、よかった。
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ステント入れ替え手術が無事終わりますように。
返信削除痛みが少しでも癒されますように。
小崎さんの為にお祈りしております。
今晩のロザリオは小崎さんの為にお捧げ致します。
返信削除痛みがいやされますように・・・
お大事に