クリスマス気分も終わり、年の瀬が近づいた。
ホームでも、餅つきが行なわれる。
むかしは、ペッタンコ、ペッタンコと、キネで叩いて、仕上げたものだった。
いまは、機械だよ。ふかしたお米をクル、クルまわす。結構、時間がかかります。この機械、年代物だよ。「30年は使っているね」。何度も、これを繰り返す。
★仕上がった、大きな餅は、台にあげられて、入居者の女性群にゆだねられる。アンコ餅に、しろ餅。じょうずに、きれいに、まるめるよ。70人の入居者がいるが、餅は、老人にはキケンもある。ノドにひっかける災難もあるからです。
★若い頃は、そりゃ、4つも、5つも食べましたよ。楽しみでした。ホームでは、そういう訳には、いきません。嚥下の心配がある。気を付けないと、ね。
★さっそく、昼食には、つきたての餅が出た。貴重な1個のアンコ餅だよ。餅から、笑顔で食べた。
★「餅は、すべて食堂で食べる。自室には持ち帰らないで下さい」と願いがあった。自室で、もしも、ノドに引っ掛ける事が起これば大変だからね。老人には、その可能性がある。実際、食べながら、その意味が分かります。そういう歳になったのだよ。
★むかしは火鉢に、炭で、アミを置いて、餅を焼いて食べたなァ、と思う。餅も沢山食べてきたが、人も変われば、時代も変わったね。
★昨日は、午後から来客があった。今日も、午後から来客がある。年末に、あわただしい日々がつづいている。ありがたいことです。
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