「ひろみ」さんから「ワルシャワ便り」(291頁)の本が送られてきた。ひろみさんは、ラジオの「深夜便」を長年、聞いている。その中で、ポーランドの話を集めた本があったので、「読んでみて下さい」と手紙が添えられていた。
★もちろんポーランドには興味がある。ワルシャワ大学の日本語学科の岡崎先生が、「深夜便」で語った109話が読みやすく、まとめられている。この本を読めば、ポーランドのことが、よく理解できる。大学の日本学科も何度も訪ねたことがあった。
★私が最初にポーランドを訪ねたのは、1971年。その時に写した町の風景です。当時は共産圏だった。タバコをくわえながら、手を箱の中へ入れて、何をしているのか。レンズがあるが、フタが閉まっている。レンズの先には、小さな板がある。当時のポーランドは素朴な感じがした。
★最後のポーランド訪問は、10回目の、2004年。自由社会になって国情も変わった。ポーランドの料理で、すぐ思うのが、ビートで作った赤いスープです。ピロシキという餃子もウマイ。旅行中、食堂で食べたのは、主に、トン・カツだった。招待されて、腸づめの肉に、血が滲んでいるモノを食べさせられた。これには困惑した。
★ポーランド旅行には、通訳と保護を兼ねて、コンラードさんを頼った。いつも2人だったが、何度か、襲われそうになった。自由社会になって、他国からの人も混じり込んでいた。個人の旅行は困難な時があった。列車の乗り場には誰でも入れる。コンラードさんから、少し離れて、列車の中で、ワル者から、挟み撃ちにされた。カメラや、バッグを奪われそうになる。こっちは、オドロイタよ。思わず、大声で叫んだ。「ナンバ(なにを)スット(するの)カッ」。ながさき弁を一喝し、ゲキタイした。公共のバスの中で、後部の席に居ると、男たちに囲まれた危険もある。
★なんや、かんや、言っても、ポーランドは友好の国です。楽しい思い出が殆どです。もうポーランドへは行けないが、送られた本をゆっくり読んで、知識を深め、思い出をよみがえらせよう。楽しみが1つふえた。細やかな心配りの「ひろみ」さん、ありがとう。
なんバすっとか!の長崎弁で悪人を撃退なんて痛快ですね。
返信削除思い出すのは高校の男子生徒(先輩)の話。
女性も羨むほど手の美しいその男子生徒は高校を卒業して東京に住むようになった。
ぎゅうぎゅうの満員電車でつり革を握っていると、誰かに手を握られた。
「何すっですだいな!(鳥取弁で何をするんですか、の意)」と言うと
男性が逃げて行ったとか。方言の迫力には負けるのですね。
俗な話でごめんなさい。
「何すっですだいな」。鳥取弁、わかりません。みどりさん、恵み多い降誕祭を。
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