古いスケッチ帖に描いたエルザレム・ヤッファの門。1981年11月と記してある。もう40年近くになる。
★ヤッファの門は、旧市街・西側にある。エルザレムで、いつも出入りしていた。向こうは、ダビデの塔。門の内外には、パンの屋台が出ている。それをスケッチした。パンは、ドーナツ型の大きなもので、ゴマが沢山ついており、とても、おいしかった。思い出になると色鉛筆を走らせた。
★このヤッファの門の近くで、貸切バスを降りた。なつかしい場所です。
★ヤッファの門を入って、しばらく行くと、左手に、インペリアル・ホテルがあった。インペリアルを、もうしばらく行くと、右手に、クライスト・チャーチ宿があった。大人数の巡礼団は、この2か所に宿泊した。私は両方を経験した。団長の司教さまの説明では、普通のホテルも有るが、ここが一番、カルワリオ、聖墳墓に近い、個人でも僅かな距離で行ける、と奨励した。
★エルザレムの城壁の内部には、カルワリオ、聖なるお墓、十字架の道行、聖アンナ教会、神殿、嘆きの壁などがあった。
★ヤッファの門からバスに乗って、エルザレムの東の端にあるオリーブ山を目指した。ここには主の昇天の教会、天にまします教会、ベトハゲに枝の行列の教会があった。
★主の昇天のドームは、八角型の御堂だった。まわりに、ちょっとした広場があって、団長の司教さまが聖書を読んだ。周りは塀で囲まれている。ドームの中に、岩があり、この岩から主イエスは昇天されたという。昇天石。その足跡という「しるし」も残っている。オリーブ山の、エルザレムの眺めの良い所から、主イエスは昇天された。
★きょうは、教会では、「主の昇天の祭日」をお祝いし、ミサで祈りました。「主は、天に昇られた。私たちも天を目指している。楽もあろう、苦もあろう、それらを乗り越えて、主の御住まいの天の住人となろう」。単純に、そう祈りました。
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