ホームの改装工事が終わった。皆さんが一緒に、食事ができるようになった。月の終わりの土曜日だが、6月の「誕生会」が行なわれた。今月にお祝いするのは、男性が1人、女性が1人。少ないね。
★誕生会といえば、職員さんの出し物だ。「え?なに?それだけ。衣装は付けないの」。聖フランシスコ園の赤シャツを着ているだけ。でも似合っているね。フランシスコ会のマークもある。かっこう、いいな。「なに踊るの?」「のんのこ節。それも新しい節よ」「へーえ、そんなの、あるんだ」。(やっぱり衣装を着けた方が、いいかなァ)
★園長神父さんの挨拶があった。拍手の中に「ハッピバスディ・ツーユー」の歌と共に、おみやげ、小さな灯、お花が贈られた。次いで、出番の踊りだよ。のんのこ踊りは、皿踊りです。両手のサラを、チャカ、チャカ、ならしながら踊ります。諫早周辺で、誰もが踊れる一曲です。
★でも、楽しいじゃないですか。よいホームとは、介護する職員さんと、入居者が家族のように一体となることです。信頼だね。「まだ生きているの」「すみませんね」
★見守る山内園長神父さん。「ホームに来て、13年だよ」。誇りに思っている。ご苦労も多いでしょうが、ホームのカナメだからね。しっかり頼みますよ。写真を撮りました。
★トビラの向こうでは、懸命に、料理・ごちそうを作る炊事場の職員さんの姿があった。お刺身に、エビに、枝豆、やわらかい牛肉、赤飯もあるし、クリーム・パンなども添えていた。
★ホームとは言え、老いても、しなびても、まだ、まだ人生は有る。いろいろ老いの苦労が有って、本人のシンは大きくなって、育っていくのさ。「ごめんなさいね」「ありがとうね」。言えるのは、これだけ。1度や、2度だけでなく、何回も何度も、「ありがとう」を言おう。これしか、老いの人生には、ない。
★きょうは教会では「聖ペトロ・聖パウロ使徒」の祭日で、ペトロ瀧憲志神父さんの修道名のお祝い日だった。ミサでは瀧神父さんが司式した。ミサの意向は「ホームで働いてくださっている職員さんたちのため」に祈ります、と告げた。ペトロ瀧神父さんのためにもお祈りください。
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