2018年10月9日火曜日

カキの絵に、一筆、書いて下さい。これが中々難しい

女性職員さんが頼んだ。「手芸で、みんなで、カキの木枝を描いた。その横に一筆、書いてくれませんか」
★「甘柿も、シブ柿も、みんな」と、そこまでは浮かんだ。柿もそうだけれど、人もいろいろ、優しい人、親切な人も居れば、そうでない人もいる。ホームの人を表わしているわけでないが、一般的に、それを暗黙のうちに、あらわしている。「だけど、みんな・・・」。さあ、次に何を書くか、それが問題だ。「みんな、神の恵み」「みんな、仲良し、友だち」。『神』と書けば、あまりに、ストレート。仲良し、友だち、は、何やら、ややこしい。それで「自然の恵み」にしたわけです。
★世の中には、いろんな人がいる。だが、それぞれ、その人の人生を生きている。その人には、その人の「こだわり」がある。「考え方、生き方」がある。みんな受け止めようじゃないか。受け入れて、尊重して、仲良く暮らそうじゃないか。それが願いです。だが「小さな声でしか言えないが、これが、なかなか、難しい」
★ホームでは午後から「野外活動」と言って、バスで、コスモスの花々を見に出かけた。私は行かなかった。