長崎のカトリック修道士。17歳の時、原爆を受けて、この道に入る。 生かされて来た数々の恵みの中で、今年の1月、最大の試練「すい臓がん」を告知された。 「みむねの・ままに」。孤独と苦痛に耐え得るチカラを日々、祈る。 毎日、日記を書き続けて13年。今、長崎市の病院・ホスピス病棟で暮らす。 追記 2021年4月15日 午後6時48分 帰天されました。享年93歳
2013年3月19日火曜日
聖ヨゼフの祭日。願いを必ず取り次いでくださる。祈ろう
教会では、聖ヨゼフの祭日をお祝いしました。聖家族といえば、養父、聖ヨゼフと、聖母マリア、幼子イエスのイメージがあります。聖ヨゼフは守り手です。マリアさまを守り、イエスを養い、育て、大きな役割を果たしました。しかし隠れた聖人でした。隠れて、善い行ないをする人を、神さまは、ごらんになっておられる。それが強みです。「ヒトは、目で、見る。神さまは、心で、見る」。これは私たちの生活でも大切なところでしょう。隠れた所を、じっと支える貴重な人材も居ます。それでも、意義はあります。見ている方が居られるからです。聖ヨゼフは良き臨終の保護者とも言われます。聖ヨゼフに日ごろから祈っていると、幸いな死に方が与えられる。導かれる。強められ、慰められる、そう信じられてきました。実際、よき死の恵みを与えられたカシアノ修道士や、親友の小神学生の例を知っています。ある聖女は「聖ヨゼフにお取次ぎのお願いして、聞き入れられなかったことはない」とまで言い切っています。聖ヨゼフのお姿を、時々見詰め、お願いの取次ぎを祈りましょう。きっと希望が湧いてくるでしょう。
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私も父親なので聖ヨゼフに祈ることには一際感慨深いものがあります。
返信削除家族の幸せを聖ヨゼフにお取次ぎ願います。