テレビで、若者たちが、大騒ぎ。
ホームで暮らすオレらは、知らぬ。
「『はな』が、塗ったのよ」
絵を、喜びの笑顔で、渡した。
「『はな』は、ね。ビデオ、見てる」
ママの、お仕事の、おじいちゃん。
そう言われれば、愛情も、湧くわね。
『はな』ちゃんの成長を見守ってきた。
絵里さん、高卒で、介護職に勤めて、18年。ホームの教会で、結婚式を挙げた。
翌年、2016年、ひな祭りの日。
『はな』ちゃんが、生まれた。
成長ぶりを、写真で、愛でてきた。
コロナになって、ホームに来れない。
じいちゃん(私のこと)は、さびしいよ。
『はな』ちゃんの塗り絵、うれしいよ。
いつになったら、『はな』に会えるだろう。
★ママ、絵里さんの報告。「今日は、ハナの保育園のお弁当の日です。好物の、マカロニ・サラダを見ると、『お母さん、だんだん、じょうずに、なってきたね』と、おほめの言葉をもらいました。『どこが、じょうずに、なってきてるって思う?』『キュウリの切り方が、ね』と。私は、『キュウリは、塩もみしてるから、型は分からないけどなァ』と、つぶやく。『だいじょうぶ、だよ、お母さん』と、またもや、なぐさめられ、喜んで、お弁当を持って行きました。残らず、食べてくれるかなァ」
★親子の愛情が、あふれている。『はな』は、ママと呼ばず、お母さんと言っているんだ。子供は、日々成長する。『はな』ちゃんの成長の過程で、ホームのおじいちゃんは、どのように発達・理解していくのだろうか。『はな』ちゃんの成長ぶりを、写真で記録している。いつの日か、喜んで、はにかんで、見てくれるだろう。老人に出来ることは、そんなところかな。
応援の人☆『はな』☆ちゃん。
返信削除塗り絵がとても上手ですね。
色鉛筆を丁寧に扱い、形を捉えるのも、
強弱を付けるのも、自然にコントロール
できているのが伝わります。
3月生まれということで月令は低いのに、
すでにしっかり励ましの人であり、
他者へ応援の関わりを持てるのも
素敵な発育と思います。
『はな』ちゃんが神から与えられ、持って
生まれた性質を土台として、
ご両親とご家族の愛情、
保育園での教育的関わり、
ホームでの温かなふれあい、
社会からの緩やかな視線が創造的に絡み合って、
今ここに見えている姿となりました。
よく伝わります。
『はな』ちゃんのお母さんもまた応援の人
なのでしょう。トマさんが書いてくださる
おかげで、みむねが行われ、親愛にあふれている
フランシスコ園の温かさを感じとれる幸いに
感謝します。
がぶらってぃは、何をどう応援できたか。
足りない自分を含めて、天は知っていて
くださると信じ、進みます。
トマさん、はなちゃん、はなちゃんのご両親、
温かな愛情の形を見えるようにお示し
くださり、ジンクーエン。