きのうは、午後1時から、点滴が始まった。
午後2時、車椅子で、手術室へ。幾つもの扉が開いて、明るい部屋に入る。
中央に、清潔なベッド。だが、横になると、冷ややか。
腕も、胸も、器具を付けられ、顔に青色の覆いをかけられる。「ドク、ドク」と、心音だけが、大きく耳に届く。
「消毒しますからね」「麻酔を、打ちます」。全身の神経が、患部に集まる。どういう作業をしているのか、全く分からない。
やがて「ドク、ドク」の心音が、早さを増した。縫い方が始まった。分かる。皮膚は、1枚だけじゃないらしい。何度も、何度も、縫っていた。2、30分は、かかっただろう。
「ハイ、終わりました」「見ますか?」と先生。「見ます」。6、7センチの小瓶に入った異物。透明液に浮かんでいる。見た瞬間、連想したのが、サカナの頭のアラ煮。目をほじくり出した、アレを思い出した。「脂肪まで、取りました」。確かに、脂肪は白い。
車椅子で、手術室を出たのが、3時頃だった。高原さんが、付き添ってくれる。
痛みもなく、出血もなく、平熱で、血圧も正常。点滴が終わったのは、午後5時。夕食は6時。安心して、早めに眠りにつきました。1つの峠を、越えて「フーッ」とした感じです。
★今朝、8時半に、病室へ先生が来られる。ガーゼの取り換え。「退院しても、いいですよ」「毎日、シャワーを浴びて下さい。細菌を洗い流します」「え?毎日、ですか?」「ハイ、毎日です。5日後に、外来へ来て下さい。予約を入れておきます」「大変、お世話になりました。有り難うございます」
★高原修道士さんが迎えに来た。ホームの昼食に間に合った。ああ、やっぱり、ホームが、いいな。環境が変われば、呼吸がツライ。
★瀧神父さんが喜んでくれる。「行く前は、寂しい顔だったが、帰った顔は、ニコニコだ。いいなァ」
本当によかったですね。
返信削除トマさんの写真を見て安心しました。
ご退院おめでとうございます。
返信削除手術も無事に終わりトマさんのお元気なご様子に安堵致しました。
神様に心から感謝致します。
昨日の入院時、今日の退院時に兄弟の皆様の絆を強く感じました。
祈りと感謝のうちに
無事に手術が終わって良かったです。毎日、トマさんから元気をいただいております。トマさんの写真見て、安心しました。完治しますようお祈りします。
返信削除トマさん、お帰りなさいませ。
返信削除またトマさんの笑顔に出会えて、
とても幸せな気持ちです。
安堵というのは、こういう思いだったと
改めて気付かされます。ありがとうございます。
最近は傷に消毒薬を使わず、とにかく水で
きれいに流すことを第一に管理しますね。
トマさんは、いつもご自分で洗っておられる
ので、何のご負担もなくなさることでしょう。
次の受診までの間も、何のご心配もなく、
痛みなく過ごされますようにお祈りいたします。