2020年8月12日水曜日

平常の日常に戻る。「孤独のバッタよ」。生ある限り、生きつづけよ

食卓の横の編み戸に、「孤独のバッタ」が現われる。どこから、来たのか。「ホームの中には、入れないよ」
ホームに入って、もう6年が過ぎた。最初、入った当時は、悩みがあった。今までの仕事から一切、手を引いて、狭い自室の暮らしになる。「何を、して、いいのか。わからない」。そりゃ、キツかった。
でも、人間は、生きている限り、壁もあるし、喜びもあるんだね。「バッタ君のようには、孤独じゃ、ない」
★今年は、思いもかけず、コロナ時代で翻弄(ほんろう)されたが、それを、かいくぐって、「こころの時代」で放送され、トマには、いいしれぬ喜びと、元気が湧いて来た。放送の日の「日記」のパソコン読者は、何と、683人を数えた。コメントや、電話も、沢山いただいた。「ああ、生き抜いてきた甲斐は、あったんだね」と思ったよ。
★東京の女性から届いた手紙。(途中、略)「『こころの時代』を拝見しました。私は1944年生まれの主婦です。お話の内容は大変に感銘を受けました。若かりし頃、コルベ神父さまのことは本で読んでいました。特に最後の『ほほ』を叩いた人に、何と言われますかの質問に、『大丈夫かと声をかける』が、手を差し出して助けるか、どうかは、わからない、とおっしゃいました。この最後の言葉で、これなら私にでも、前に進めるかもしれない、という希望が湧きました」
★平常の日常が、戻ってくる。また自分の「からだ」との戦いが始まる。8月の末には「皮膚がん」の入院・手術がある。「孤独のバッタには、なりたくない」

2 件のコメント:

  1. がぶらってぃ2020年8月12日 17:27

    バッタは食堂の網戸でトマさんと出会い、日記を通じて多くの読者と繋がりました。もう孤独ではありません。

    トマさんが写真を撮り、見せてくださったお陰で、世の中のどこかで誰にも見つけてもらえないと思い込んでいても、神が共にあって、いつか誰かが照らしてくれるとわかります。ほんの少しの行動の先に、光はありますね。希望です。

    今、このときにも孤独にある人々のために祈ります。


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  2. マリア・フランチェスカ2020年8月12日 17:56

    トマさん
    大勢の皆様が応援して下さってますよ。
    祈りのうちに

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