長崎のカトリック修道士。17歳の時、原爆を受けて、この道に入る。 生かされて来た数々の恵みの中で、今年の1月、最大の試練「すい臓がん」を告知された。 「みむねの・ままに」。孤独と苦痛に耐え得るチカラを日々、祈る。 毎日、日記を書き続けて13年。今、長崎市の病院・ホスピス病棟で暮らす。 追記 2021年4月15日 午後6時48分 帰天されました。享年93歳
2015年5月8日金曜日
雲仙岳へ車を走らせる。つつじは、まだ見ごろ
去年も、来ました。雲仙岳の一方通行の山です。普賢岳は霧におおわれ、見えなかった。山の駐車場からの眺めがすばらしい。まだ、ツツジが広く咲き誇っていた。車から降りて、去年と同じ場所で、同じような格好で写真をとった。仁田峠までは、まだ石段を登る。とても行けない。ちゅうちょなく諦めた。去年は、馬がいた。たしか片道500円だったと思う。馬は見かけなかった。人は変わったが、変わらぬツツジを眺めながら、満足しました。★雲仙に最初に来たのは、高校3年のときで、戦争が終わって4年目の秋だった。あの頃は食料も少なかった。この辺で、突然、大雨の襲来を受けたのを覚えている。あれから1970年代は、旅のブームになり、長崎を巡礼する人たちを案内して、何10回来たか数え切れない。なぜか山は、それらのことを思い出さず、いつでも山は新鮮味を与えてくれる。★変えられません、修道士の身分も、87歳の年齢も。それでも、ありがたい。「ただ今」と、帰れる場所が、ある。
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ツツジが咲くともうすぐ夏ですね、我が教会は明日バザー、成功お祈りください!
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