長崎のカトリック修道士。17歳の時、原爆を受けて、この道に入る。 生かされて来た数々の恵みの中で、今年の1月、最大の試練「すい臓がん」を告知された。 「みむねの・ままに」。孤独と苦痛に耐え得るチカラを日々、祈る。 毎日、日記を書き続けて13年。今、長崎市の病院・ホスピス病棟で暮らす。 追記 2021年4月15日 午後6時48分 帰天されました。享年93歳
2015年5月7日木曜日
1年ぶりに、オバマ温泉の富士屋さんへ昼食会
日記を書く時間が遅くなった。心配された方も居られたでしょう。実は朝から、島原半島のオバマ(小浜)温泉、定宿だった富士屋さんの湯に入りに出かけた。運転は、職員の高原修道士さん。今日は休みの日だから、「どこかへ行きたい?」「富士屋さんへ行きたい」。願いをかなえてくれて、懐かしい湯の街へ車を走らせる。富士屋さんは家族的な宿で、1年前までは、毎月、2泊3日で湯とうじへ出かけていた定宿です。富士屋さんへ通うのは、10年程はつづいたでしょう。最近は行かない。行けない。やっと念願がかなって、1年ぶりに、宿の皆さん、女将さん、ご主人、祖父の会長さん(左端)などに出会えて、喜びで迎えてくれた。元気で、あの頃、通っていた頃を思い出します。露天風呂に入り、うち湯に浸かり、ゆっくりと、安らぎました。「こんなにして、毎月、来ていたのだなァ」と思うと、歳をとるのが重荷になる。湯に入った後は食事をして、ひさしぶりに食べた牛肉の天ぷらも、おいしかった。元気が出ました。「もう、これが最後かな」。思います。「そういわないで、また、いらっしゃい」
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そういわないで、またおでかけください!!
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