このワンちゃんたちは、山の騎士会修道院の小屋にいた。吼えるかな。噛み付くかな。そう思いながらも、近づいて行った。「オレは善人だからな。噛み付くなよ」。ワンちゃんは、おとなしく、寄ってきた。匂いを、かぐ。(お?キムチの匂いが、ないぞ?)。不審に思っているのか。ペロ、ペロ、なめ始めた。「ああ、いい子だ」と、うれしくなった。しばらく、無言の対話がつづいていた。韓国の皆さんとは、仲良くしたい、そう願う。いつまでも、ゲンキでな。犬に挨拶して、別れた。★韓国へ行って、一番心配したのが、健康状態だった。ジンゾウの方は、異常はないか。ニョウは出ているか。ムリはしない。辛い料理は、食べません。お酒も飲みません。幸い、普段より、動く動作が多かったからか、カラダの調子は、なんとなく良くなった。ただ、足が痛んで、困った。限界を感じた。★この度は、1つのワク内に、納まっていたと思う。韓国の修道者からは、好意をもって接してもらった。管区長館の夕食にも接待されたからね。ありがたいと思うよ。聖コルベ館へ帰ると、ぞくぞくと、韓国人たちの巡礼者が、わんさと来ている。彼らを優しく受け入れよう。そんな気持ちになった。
旅の様子を、毎日楽しく読ませていただいています。
返信削除聖母の騎士=修道士さんの家 が、いくつもあって、
いいですね。
旅といっても、家に帰るようなもので、
ほっとできるんじゃないですか。