長崎のカトリック修道士。17歳の時、原爆を受けて、この道に入る。 生かされて来た数々の恵みの中で、今年の1月、最大の試練「すい臓がん」を告知された。 「みむねの・ままに」。孤独と苦痛に耐え得るチカラを日々、祈る。 毎日、日記を書き続けて13年。今、長崎市の病院・ホスピス病棟で暮らす。 追記 2021年4月15日 午後6時48分 帰天されました。享年93歳
2011年12月24日土曜日
松下修道士さんが釣った42cmのサカナです。ウマイ
長崎のもんはね、サシミをよろこんで食べるのです。お祝いがあると必ずサシミ。アジ、イッサキ、イトヨリ、タイなど、白身のサカナを好みます。マグロやカツオは食べない。うちには毎週、休みになると趣味が魚釣りの修道士さんがいて、釣ってくる、ニコニコ顔で戻ってくる、これですよ、42cmありました。「なんというサカナ?」「ハタというかな」。サカナの名前はよく覚えない。「こんなのを釣ると気持ちがいいじゃろうね」と話しかけても、ごホンニンは「ヘヘへ」と笑うだけです。ゆとりがあるというかね。私は気が短いからサカナ釣はダメです。舟にも酔うしね。どのヘンで釣るのかというと、長崎港を出て、伊王島と式見の中間あたりの海上で釣るそです。もう、そのへんの海の底の、底まで知っているらしい。修道士が釣ったサカナはホントウにうまーいよ。これを食べると、カゼひきも、いっぺんに良くなるよ。さあ、今夜はクリスマス・イブだよ。おめでとう。皆さんに神サマのお恵みがイッパイありますように祈ります。
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主のご降誕、おめでとうございます。東北のみなさん方の多くの苦労・困難を思う時、今年のクリスマスを迎える意味というものをしっかり考えたいと思います。トマさんも、お身体ご自愛ください。(*^_^*)
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