長崎のカトリック修道士。17歳の時、原爆を受けて、この道に入る。 生かされて来た数々の恵みの中で、今年の1月、最大の試練「すい臓がん」を告知された。 「みむねの・ままに」。孤独と苦痛に耐え得るチカラを日々、祈る。 毎日、日記を書き続けて13年。今、長崎市の病院・ホスピス病棟で暮らす。 追記 2021年4月15日 午後6時48分 帰天されました。享年93歳
2011年12月16日金曜日
希望をもって生きる。信じる、信じない、どちらか
長崎の修道士です。司祭では、ない。いつも一歩、引いた身分を意識しています。昔からの馴れ合いですね。修道士は朝、5時に起きます。怠けてはいけません。歳のせいか、足も腰も痛いけど、身を律して起きる。なんとか、頑張ります。今日も神さまを認め、平和を祈ります。歳を重ねてくると、この先、どうなるか、不安があります。しかし私たちの信仰は、私たちの信じる神が、愛の神が待っていて、受け入れてくださる。そこに安心があります。何も信じないで生きるか、信じて希望して生きるか、そりゃ、信じたほうが豊かになります。もちろん私は完全な者ではない。しかし私たちの信仰では、神の御子が来られて、ニンゲンになられて、人間の生活も、苦しみも体験されて、私を覚えてくださった。大きな愛があることを、最初に教えてくれたのは母親です。今は神の霊が私たちを導いておられる。クリスマスが来る。この日が近づけば、いろんな思い出が湧き起こって、信じる者の喜びが溢れてきます。いいなあ、降誕祭。間もなく歌うぞ、グロリアの歌。考えてみれば、ポーランド人から、朝鮮人から、いろんな人からお世話になりました。みんな、みんな、信仰でつながっている。これだけ回想しただけでも、勇気と希望が湧き起こってくる。生きるのは喜びです。もっと、目を、ぐっと、見ひらこう。もう、すぐ万民のクリスマスだ。★セルギウス修道士の命日でした。昨年の今日、103歳で神に召された。ポーランドから日本へきて、ご苦労の人生でした。
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