2020年11月3日火曜日

「鬼滅の刃」。老人はワカラン。『はな』ちゃんの塗り絵。成長、楽し


いま、はやりの、「鬼滅の刃」。

テレビで、若者たちが、大騒ぎ。

ホームで暮らすオレらは、知らぬ。

「『はな』が、塗ったのよ」

絵を、喜びの笑顔で、渡した。

「『はな』は、ね。ビデオ、見てる」

ママの、お仕事の、おじいちゃん。

そう言われれば、愛情も、湧くわね。

『はな』ちゃんの成長を見守ってきた。

絵里さん、高卒で、介護職に勤めて、18年。

ホームの教会で、結婚式を挙げた。

翌年、2016年、ひな祭りの日。

『はな』ちゃんが、生まれた。

成長ぶりを、写真で、愛でてきた。

コロナになって、ホームに来れない。

じいちゃん(私のこと)は、さびしいよ。

『はな』ちゃんの塗り絵、うれしいよ。

いつになったら、『はな』に会えるだろう。

★ママ、絵里さんの報告。「今日は、ハナの保育園のお弁当の日です。好物の、マカロニ・サラダを見ると、『お母さん、だんだん、じょうずに、なってきたね』と、おほめの言葉をもらいました。『どこが、じょうずに、なってきてるって思う?』『キュウリの切り方が、ね』と。私は、『キュウリは、塩もみしてるから、型は分からないけどなァ』と、つぶやく。『だいじょうぶ、だよ、お母さん』と、またもや、なぐさめられ、喜んで、お弁当を持って行きました。残らず、食べてくれるかなァ」
★親子の愛情が、あふれている。『はな』は、ママと呼ばず、お母さんと言っているんだ。子供は、日々成長する。『はな』ちゃんの成長の過程で、ホームのおじいちゃんは、どのように発達・理解していくのだろうか。『はな』ちゃんの成長ぶりを、写真で記録している。いつの日か、喜んで、はにかんで、見てくれるだろう。老人に出来ることは、そんなところかな。
 

1 件のコメント:

  1. がぶらってぃ2020年11月4日 4:48

    応援の人☆『はな』☆ちゃん。
    塗り絵がとても上手ですね。
    色鉛筆を丁寧に扱い、形を捉えるのも、
    強弱を付けるのも、自然にコントロール
    できているのが伝わります。

    3月生まれということで月令は低いのに、
    すでにしっかり励ましの人であり、
    他者へ応援の関わりを持てるのも
    素敵な発育と思います。

    『はな』ちゃんが神から与えられ、持って
    生まれた性質を土台として、
    ご両親とご家族の愛情、
    保育園での教育的関わり、
    ホームでの温かなふれあい、
    社会からの緩やかな視線が創造的に絡み合って、
    今ここに見えている姿となりました。
    よく伝わります。

    『はな』ちゃんのお母さんもまた応援の人
    なのでしょう。トマさんが書いてくださる
    おかげで、みむねが行われ、親愛にあふれている
    フランシスコ園の温かさを感じとれる幸いに
    感謝します。

    がぶらってぃは、何をどう応援できたか。
    足りない自分を含めて、天は知っていて
    くださると信じ、進みます。

    トマさん、はなちゃん、はなちゃんのご両親、
    温かな愛情の形を見えるようにお示し
    くださり、ジンクーエン。

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