2020年11月23日月曜日

1人で居れば寂しい。耐えるしかないが、何かをツカミたい。生きる呼吸

ホームの下に、小さな神社がある。黒ずんだ鳥居。見落としがちだ。大きなイチョウの木。沢山の葉が、黄色く染まって落ちていく。木は、イノチを育んでいる。
★今朝、教会で、1番に、濱田神父さんに、「来週の月曜に入院します。保証人、頼みます」と封筒を渡した。ステントの入れ替えがくる。「この間、したばっかりに、早いなァ」と思いますよ。これを成さねば、イノチが受け継がれない。
★入院するまでは、「ゲンキで居なければ」と心を〆る。今の状態を考慮する。動ける。応対できる。笑える。眠れる。それが失せれば「アウト」だぞ。
★老いても、苦悩は、付きまとう。いや、老いる事は、人間にとって、苦しみかも知れない。イチョウの葉は、思い切って、黄色い葉を、振り落として、冬を越す。
★勤労感謝の日。休日。それでも、ホームの職員さんたちは、働く。食べさせる。介護する。洗濯する。誰のお陰で、生きているのか。いま、「トン、トン」と戸をノックした。「はーい」と返事。「何も、変わり、ありませんか?」「だいじょうぶ、です」
★ホームで、1人、自室に居れば、やはり感じるのは「孤独」でしょう。寂しさでしょう。仕方のないことです。だが、絶えていく。孤独を埋めるのは、愛だという。でも、人の愛は、なぜか、むなしく感じる。自分が、枯れているせいなのか。迫ってくる愛を感じない。見えない愛は、どうか。イノチの源(みなもと)の愛だよ。生きているのが、愛なのか、な。ミナモトの愛に気づけば、豊かな人生になるよ、そんな気がする。 

1 件のコメント:

  1. マリア・フランチェスカ2020年11月23日 15:02

    月曜日に入院なのですね。
    ステンド入れ換え無事に終わりますよう札幌からお祈りしております。

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