2020年11月12日木曜日

小さな「バナナ」。ボクも、食べたい。他人と比べず、自分らしく生きる

食事のとき、栄養士さんが、バナナの束を抱えて入って来た。「皆さん、珍しいバナナよ。鹿児島から送られてきました。1本づつ取ってください」。食卓をまわる。小さい、かわいいバナナを見て、笑いが起こり、賑やかな声も上がる。
トマの食卓にも、来た。それぞれ、もぎ取っていたが、 トマは、パスだよ。バナナは食べない。カリウムの量が多い。腎機能を気にして、カリウムは正常値に抑えている。
「でも、食べたいな」の思いは、ある。
食堂を出て、エレベーターの所まで来ると、栄養士さんが、残りのバナナを抱えて介護の詰所に入るのに出会った。「ボクにも、くれんね」と、ひと声、かける。栄養士さん、素直に応じてくれたのが、このバナナです。ホント、小さくて、かわいいね。小粒でも、美味しい味は、つまっている。
★心して、腎臓は大事にしています。22歳、右の腎臓を摘出。あれから70年、1つの腎臓でイノチをつないできた。自分ながら、ふしぎだな、と思いますよ。腎臓で、致命的に成りたくないが、やはり歳と共に腎機能は低下し、今は、ギリ、ギリの横ばいの線で生きている。
★「他人と、比べるな。自分らしく、生きよ。それで足れ」
★日記は、600人ぐらいの人が見ているようです。日本は、もちろんだが、アメリカ、ドイツ、韓国、カナダ、アラブ首長國連邦、フランス、ポルトガル、サウジアラビア、イギリス、等々の国が表示されている。それらの人の事に思いを馳せると、美しい風景や、おいしそうな料理、かわいい動物など、載せたいな、と思うが、ホームに居る身であれば、実現は難しいな、と感じる次第です。

2 件のコメント:

  1. がぶらってぃ2020年11月12日 17:25

    トマさんの日記に登場する朝日の写真にも、
    ホームの献立や行事食にも、
    窓辺にやってくるスズメやバッタにも、
    既にトマさんが追求されている発信は
    現れていると思います。いつも特別です。

    お陰様で伝わり、繋がっています。

    小さな鹿児島のバナナは、見るからに
    上質ですね。
    確かにカリウム値は気になるところですが、
    相殺できる他の食品と合わせて、一口でも
    味見できないものでしょうか。
    神はそれくらいの楽しみを奪うことは
    されないと思うのですが、がぶらってぃは、
    まだまだぬるいでしょうか。

    トマさんの手のひらにおさまるバナナの
    かわいらしさにホッとし、片手で写真を
    撮られるのは簡単ではなかったろうと
    想像します。特別なバナナが育てられ、
    ホームに届くまでの過程も合わせて思い、
    今日も温かな祈りを届けてくださった
    トマさんにジンクーエン。

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  2. マリア・フランチェスカ2020年11月12日 21:22

    トマさんの日記は世界中に繋がっているのですね~
    思いがけないお国の名も!
    世界のお一人お一人に不思議なことがあったのでしょう。
    ご健康お祈りしております。

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