2020年11月28日土曜日

あなたの励ましで、今日を喜びで、生き延びる人もいる。それが出会いだ

出会いも、いろいろ。
1回だけ、すれ違う出会いもある。
1時的に、2年、3年。それで忘れる。
あるいは、30年、40年、つづく出会いもある。生涯、つづけば、御の字だな。
出会いによって、変化だな。強烈だね。影響を受けて、心の中に、いつまでも生き続ける出会いもある。出会いは、ふしぎだ。
体格の、いい男性が、会いに来た。
コロナの時代だから、自室で会えない。玄関・事務室の横のソファーで語り合った。
★いつも「多良見の果物ゼリー」2箱を持ってくる。
★この男性、自分で運転して、自宅から40分かけて、年に、3回は訪ねてくる。出会いの原動力は何なのか、分からない。
「カラダの調子の話」「ヨメの、リハビリの送り迎えの話」「一緒に、自宅で、キビナゴの刺身を食べた話」「99歳で逝った豪傑・神父さんの話」「イヌの散歩の話」「散髪屋の話」など、毎回、同じ語りを交わして過ごす。「歳は?」と聞くと「84」。トマさんより、8歳下だねと付け加える。ホームに、年に何度も、訪ねてくるが、歳だけは、覚えていない。
★いつ頃だったか、聖母の騎士誌に、彼の家族の話を書いた。登山が好きだった息子を、山で遭難死させた悲しい話もあった。彼と、どこで、どう、つながって いるのか、出会いは神秘なベールに包まれる。「トマさん、豪傑・神父の歳まで、生きよ」。ハ、ハ、ハと、お互いに笑った。弟さんは、教区の神父だったが、逝かれた。誰にも、寂しさはある。7時過ぎには寝て、4時には起きるという。トマと、同じだ。共感するところは、あるな。
★人に出会っても、自分は、自分。相手は、相手。のめり込めない。だが『つなぐ』ものが、ある。それは『ご縁』だろう。高め合い、慰めあい、深め合うのが、出会いだ。
★「あなたの出会いで、微妙に励まされ、ああ、今日は、良かったな。嬉しかったな、と生きる喜びを感じたよ。それで、ヨカとたいね」

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