長崎のカトリック修道士。17歳の時、原爆を受けて、この道に入る。 生かされて来た数々の恵みの中で、今年の1月、最大の試練「すい臓がん」を告知された。 「みむねの・ままに」。孤独と苦痛に耐え得るチカラを日々、祈る。 毎日、日記を書き続けて13年。今、長崎市の病院・ホスピス病棟で暮らす。 追記 2021年4月15日 午後6時48分 帰天されました。享年93歳
2015年6月21日日曜日
父の日は、女性職員さんの「花がさ音頭」で盛り上る
父の日。女性職員さんの「花がさ音頭」で盛り上りました。午後から、皆さんが食堂へ集まった。男性の入居者が主役になる日です。「今度は、何が出るか、楽しみです」。衣装をつけた5人組が、音楽に合わせて、軽やかに踊りながら、食卓の間を抜けていく。拍手が起こり、笑いも起こる。なかには、飾られた花傘を、男性の頭にポンと乗せた。思いがけない行動に、笑いは大きくハジケた。「やるばい、ね」「これが、受けるんだよね」。お父さんたち、苦労したね。和やかな集まりとなった。母の日には、赤いカーネーションを1人、1人がもらった。父の日には、大きなセロハンに包まれた黄色いバラの花束をもらった。小さな包みのお菓子も付いていた。そういえば、始まる前に、みんなで「バラが咲いた・・・バラが散った」の歌を歌ったのだった。「こころに、バラを、咲かせよう」★お年寄りの介護や、お世話で、お仕事は忙しいにです。そのなかで、やっぱり皆さんを喜ばせようと、その熱意とパワーが、胸をわくわくさせるのが伝わってきます。もらったバラは自室に飾りました。★父の日の昼食メニュー。親子寿司。お刺身。ナスの揚げ漬け。すまし汁。スイカ。
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みなさん、明るくさわやかなお顔をしていらっしゃいますね。曇りのないお顔を見ていると気持ちが和らぎます。何かの記念日があるとこうして楽しませてくださるのですね。
返信削除こういう方たちに囲まれて生活すると健康で長生きしますよ。またランチメニューがすごい御馳走ですね。また載せてください。
小崎さんのテンポある文章に
返信削除父の日のお祝い会の喜びが伝わって来ます。
女性職員さんの花笠音頭姿、素敵です。
それにしても職員さんの芸達者には毎回驚かされます。
職員さんに本当に感謝ですね。
小崎さん始め入居されている皆様はお幸せです。