長崎のカトリック修道士。17歳の時、原爆を受けて、この道に入る。 生かされて来た数々の恵みの中で、今年の1月、最大の試練「すい臓がん」を告知された。 「みむねの・ままに」。孤独と苦痛に耐え得るチカラを日々、祈る。 毎日、日記を書き続けて13年。今、長崎市の病院・ホスピス病棟で暮らす。 追記 2021年4月15日 午後6時48分 帰天されました。享年93歳
2012年8月26日日曜日
納涼の夕べ。50人ほどが楽しんだ。ゲンキになったよ
退院して、すぐ、聖母の騎士の納涼会が、夕方から夜にかけてあった。明るい顔で、参加できた。あらためて思う。聖母の騎士は、コルベ神父が創立者です。コルベ神父やゼノ修道士の精神や、足跡を決して忘れてはならぬ。ここに入り、いまも、ここに居ることは、意味がある。イノチは神さまのことですが、まだ、まだ、生かしてくださる。原爆の丘にも、イエスは居られる。コルベ神父のアウシュヴィッツのガス室の手前にも、イエスは居られる。共に苦しみ、涙を流しておられる。あそこへ行けば、死ぬ。恐怖が待っている。それでもイエスは共に歩いてくださる。コルベ神父がそうじゃなかったか。身変わりになれば、必ず死ぬ。分かっているのに、理解しているのに、進んで歩いた人も居た。イエスが歩かれたから、コルベも、ゼノも歩いた。こんな素晴らしい体験をした、模範を示した、人物が始めた、生活した、アセを流した、そういう場所に、いま居れることは、何と、幸せじゃないのか。気が付くのが遅いんだよ。また新しい気持ちで、落ち込むことなく修道士の生活を始めよう。食べ、笑いを聞き、笑顔に酔い、退院の夜は希望の夕べとなった。
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夕方からのガーデン納涼パーティーですね!
返信削除テーブルの料理も美味しそうです^^