長崎のカトリック修道士。17歳の時、原爆を受けて、この道に入る。 生かされて来た数々の恵みの中で、今年の1月、最大の試練「すい臓がん」を告知された。 「みむねの・ままに」。孤独と苦痛に耐え得るチカラを日々、祈る。 毎日、日記を書き続けて13年。今、長崎市の病院・ホスピス病棟で暮らす。 追記 2021年4月15日 午後6時48分 帰天されました。享年93歳
2012年4月28日土曜日
町を歩く。春風にさそわれて。よかったよ
教会の近くにお住まいがある信者のタクシーを会社から呼んでもらった。効果はあったよ。降りたとき、小さなバッグを忘れた。数歩、歩いて気が付く。携帯はバッグに。困ったな。電話を探して、会社に電話すると、「確保しました」の返事。安心した。今日、買い物したのは、「匂いの付いた水」です。手首と、耳の後ろに、チョッとだけ付ける水ですよ。老人になって、加齢臭っていうんですか。尿の臭いもあるしね。騎士はやっぱり、シャンとしておかないと、いけないからね。「1人で買うのは、気が引ける」。買っちゃったよ。本屋へ寄ったが、「生きる、1言の知恵」のようなピッ足し本は目につかなかった。昼飯は、ポーランド料理を思い出しながら、写真の赤いスープ、ボルシチを食べた。ビート、じゃがいも、ニンジンです。おいしかったな。帰ったのは、午後2時でした。「待て、待て。立ち止まって、『心の景色』も見よう、そう歩きながら考えたよ。何のことですか?心に浮かんだことも有るのです。
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生きている喜びが伝わってくる、騎士さんのお出かけです。
返信削除この前の九州旅行で、大分で娘がタクシーに携帯の忘れものをしたのですが、なんと運転手さんは、私たちの乗った高速バスを、相当な距離追いかけてきて、届けて下さいました。
感激のあまり、親子で泣きました。