長崎のカトリック修道士。17歳の時、原爆を受けて、この道に入る。 生かされて来た数々の恵みの中で、今年の1月、最大の試練「すい臓がん」を告知された。 「みむねの・ままに」。孤独と苦痛に耐え得るチカラを日々、祈る。 毎日、日記を書き続けて13年。今、長崎市の病院・ホスピス病棟で暮らす。 追記 2021年4月15日 午後6時48分 帰天されました。享年93歳
2012年4月12日木曜日
残念、まだ結石は残る。もう1度、手術しましょう
お医者さんは言った。「長時間、頑張ってみたが、全部の石は取れなかった。来週月曜(16日)に、もう1度、実施しましょう」。尿管から3mmのカメラを入れる。石の大きさは、5mm、6mm、幾つもある。それを1つづつ砕いて、流す。石の硬さは、中ぐらい。6、7個ある。時間の間に、7割しかできなかった。残り3割。今度、取ります。汚れたバイパスも抜いて、新しいバイパスを入れた。お医者さんにお任せしよう。それにしても何んで、石なんか、できたのだろう、と思う。介護の千草さんが言った。「小崎サンの好物は牛肉のテンプラだから、それが頑固な石になったのよ」。返す言葉もないが、(それでも、やっぱり、食べたいな)と心の中。手術時間が長かったので、待っていた見舞い人たちは心配したらしい。「トマは大丈夫だろうか。元気になるだろうか」。腎臓の内部をいじったので、まだ血尿がでている。まあ、そのうち収まるだろう。術後の発熱はない。体調は良好。尿が沢山でているので腎臓の機能も低下していない。忍耐して、イノチつなごう。昼食時に千草さんが来た。「あなたが介護してくれて助かったよ」「小崎サン、夜中の3時頃だったか、無心で両手を招いて、コルベ神父、聖コルベ、聖コルベと大きな声で叫んでいた。確かにコルベ神父さんを見ていたんじゃない?」「覚えていないね」
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術後の経過が良いとのこと
返信削除安心致しました。
長い手術を頑張り通され
お疲れ様でございました。
お医者様にも感謝ですね。
コルベ神父様が
見守って下さってるのですね。
16日の手術
成功お祈りしております。
昨日何回もパソコンを開いて、術後の第一報を見つけた時は、ほっとして、うれしかったです。
返信削除家族がいないのをさびしいと、よく修道士さんはおっしゃいますが、急がしかもんの千草さん、家族以上の方じゃないですか。ついていてくださって、よかったですね。
それに、今回は、コルベ神父様が来てくださいましたか。
石が3分の2砕かれたとのこと。たくさんあったのですね。気持ちが3分の2だけ軽くなりました。聖コルベ神父様がちゃんと見守りくださっていたのですね。嬉しいです。昨日から出かけていてお見舞いが遅くなりました。
返信削除お見舞い するめ が、うまいですよ。
返信削除三河の魚は、値段が高い。長崎は安い。
教会さんから、市電で、駅に向かうと、小さな魚市場が
ありますよ、ね。上り方向、左だったかな??
ヒラメの天麩羅など、試して、みられたし。 すちーぶ
意識が朦朧としている中でコルベ神父と呼ばれているとは。。
返信削除きっとお会いしているかと思います。
羨ましい限りです。