★きょうは教会では「諸聖人の祭日」を祝いました。天国へ凱旋し、神の生命に入った聖人たちを思い、祈りました。十二使徒から、現代の聖人まで、すべての聖人を祝いました。歴史の厚みを感じます。みんな、私たちにも「つながれている」。生きるチカラを与えてくれます。
★昼食は、お祝いからか、ちらし寿司と天ぷらが出た。天ぷらを食べながら、70人分の天ぷらを揚げるのも、タイヘンやな、と思った。
★取材記者が、私に問うたことがある。「聖母の騎士で、修道士さん達だけで生活して、楽しかったですか」「そりゃ、みな、若かったからね。見詰める目標は、みな同じ。生活も同じ。しかし性格は違うから、面白かった」。その仲間の親しい修道士たちも、早々と故人になった。さみしいよ。
★昨日は、坂本千一修道士の命日だった。この先輩の思い出は、忘れない。「おもしろか、こと」で、目立っていた。修道士名は「カロロ」。「坂本さん」と呼ぶより、「カロロ」とか、「カロロさん」と親しんでいた。彼には幾つもの自慢があった。
★①先ずは軍隊に行ったこと。②「ドロさま」ゆかりの出津出身であること。外海にはトウゲ(峠)があって、向こう側は出津。手前が黒崎。中学校は、峠にあった。黒崎の子(走るのが早い)と出津の子(相撲が強い)は、お互いに競っていた。黒崎出身の修道士もいる。修道院でも、尾を引いた。③歌が好き。お祝いの会では必ず舞台にあがって、替え歌を披露した。④生涯、炊事担当で、「モンクを言うな」と笑顔で威圧していた。もう故人となって20年は過ぎた。それでも強烈に思い出は残る。
★教会では、明日は「死者の日」になっている。故人のため祈る日でもある。故人となった仲間修道士たちのためにも祈ろう。
カロロ坂本千一修道士様
返信削除聖母の騎士FBで母と同じ年生まれと知り親しみを覚えました。
帰天日も母が今日ですので一日違いでした。
カロロさんの「笑顔で威圧」などのエピソードにお写真を見て思わず笑いが、お陰様でホッコリ致しました。
祈りと感謝のうちに
カロロさんと、お母さんが、一日違いとは、奇遇でした。カロロさんは夕食をいっしょに食べて、休憩したとき、不具合になり、すぐ病院へ。入院となり、ベッドに座ったとき、倒れました。最後の言葉は「イエズス、マリア、ヨゼフ」
削除写真集で忘れなれないほど開放的な笑顔の修道士さまです。
返信削除修道院はこんなに明るく楽しいことがいっぱいなのかと写真集を見て思いました。
笑顔で威圧というのが素晴らしいですね。
私も笑顔で威圧したい。
写真集を見てくださって、ありがとう。聖母の騎士には、若者の修道士たちが十数人おり、楽しい生活でした。もう、あれほどの修道士は集わないでしょう。寂しいです。お祈りください。
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