2019年11月4日月曜日

シスターの誓願式で祈る。自分の召命をも考える。葬儀もあった

山のシスターの修道女院。2人のシスターの「終生誓願式」で祈った。大司教さまと、補佐司教さまが司式をされた。
★誓願をたてたのは、2人とも、ベトナム人のシスターだった。ベトナムからも、両親や家族が来られて、誓願式は喜びに包まれた。
★荘厳なラテン語のミサ讃美歌、奉献を誓う儀式、私にも修道士・奉献者の意識がよみがえった。大司教さまは、「奉献とは、神のイノチの中に生きること」と説かれた。「他の人のために、より良く、生きるように、差し出すのです」
★2人のベトナムのシスターは、10年前に日本に来て、言葉や習慣や厳しい修練に耐えて、ここまで辿り着いた。これから長い人生、生涯をかけて、奉献・奉仕の生活を選んでいく。シスターの誓願文を聞きながら、「このシスターたちの修道女会は、聖コルベの精神を生きているのだな」と強く感じた。聖コルベの精神が守られるのは、嬉しいことです。2人のベトナム女性を長崎の地に招いた神の導きは、隠されていて、誰にも分からない。これからも神の導きに従って歩んで行くことだろう。
★ミサ・誓願式の後、修道院のホールで、祝賀会もあった。ベトナム人の司祭や、シスターたちが各地から集まってお祝いした。賑やかだった。乾杯はベトナム語で、私には「ヨォー」と聞こえた。ベトナム人の司祭に問いただすと、「DZOジョー」というそうだ。乾杯には、別の言葉もある、と言った。
★楽しい祝賀会だったが、午後1時過ぎていた。ホームで、1時30分から、入居の女性の葬儀がある。
★高原修道士さんが運転して、瀧神父さん、トマは車に乗って、ギリギリのところで、葬儀ミサに間に合った。ここでは一転、悲しみのミサ・祈りとなった。終わったのは、午後3時過ぎでした。職員さんから声をかけられた。「入院の準備は?」「あした、しよう」

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