2019年11月8日金曜日

昨夜の男子看護師の話。きょう無事に退院。ホームのメシがウマか

主治医の先生は、病院の副院長でもある。先生は現場の医療と、その他のお仕事でご多忙です。朝は一番早く医局に来られ、夜おそくまで医局に来て、必ずベッドへ来られる。これまで、5時、6時、遅くても7時だったが、昨夜は夜8時にベッドへお出でになった。「あした、退院しても、いいでしょう。次の予約の診療日を決めておきましょう」と許可が出る。
★すぐ携帯で、ホーム・湯江修道院の濱田院長神父さんに連絡する。「あした午前中に退院です、お迎えよろしくお願いします」
★夜の8時半ころ、男子の看護師さんが、検温、血圧を測りに、ベッドへ来た。電子カルテの台車を押してくる。私は、起き上がって、彼を見た。看護師さんは、電子カルテから目を私にむけるや、「え?お歳は、91なんですか」「そうだよ」「私なら、その歳になったら、きっと、もうボロボロですよ」「ナンて事を、言うんだい。アンタの世代には、95歳、100歳まで生きるよ。でも、ね」と、ここで語気を強めて言った。「長生きすれば、その分、苦しみが増える」。男子看護師さんは明るい笑いを残しながら去った。
★今朝、又その男子看護師が、台車を押しながら、検温、血圧を測りにきた。そこで、私は待っていましたとばかり、「きのう、アンタが、私を見て、若いね、と言ったね。どうして、そう言うた、と?」。すると彼が答えた。「パッと見て、元気があるな、輝いているな、そう感じたんですよ」「そう、だったのか。ア、ハ、ハ、」と、つい嬉しくなった。
★その彼が、また後で、「退院支援計画書」を持って来た。細かい字で沢山な事が書いてある。「そのまま、読めるんですか?」と又、おどろく。「サインしてください」「きれいな字を書きますね」。この男子看護師は、91歳を誉めて、誉めまくった。
★9時半ころ、濱田院長神父さんと高原修道士さんが迎えに来た。
★3日しか経っていないのに、田舎みちを走る車からの、秋の薄い青空が広がりは新鮮に感じた。あの山々が、フトコロに入る気持ちだった。
★ホームに無事に帰る。誰からも、「おかえり」「お帰りなさい」と笑顔で迎えられた。ホームの昼食に間に合った。「ああ、やっぱり、ホームが、いいね」「ホームのメシが、ウマか、ばい」

14 件のコメント:

  1. マリア・フランチェスカ2019年11月8日 14:57

    ホームにお帰りなさいませ。
    今回もステンド入れ替えお疲れ様でございました。
    男性看護士さんの言葉に私まで嬉しくなりました。
    神様に感謝!

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    1. いつも、見守り、ありがとう。いろいろ、あるよ。

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  2. マリア・フランチェスカ2019年11月8日 14:59

    看護師さんでした。

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  3. 無事に退院し、ホームに帰宅出来て
    本当に良かったですね!
    看護師さんとの会話も、微笑ましく
    誉めて、誉めまくられての退院
    気分も最高?でしたね!
    今夜は自室でゆっくり出来ます様に。
    神に感謝!

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    1. 今朝は、入浴して、サッパリしました。生きていることに、感謝。

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  4. 無事退院と食事もおいしく良かったです。
    『ウマかばい』  長崎弁かわいくて大好きです❤︎

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    1. ナガサキは、温かくて、ホンに、よか、とこ、です。来てください。

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    1. 大きなクリは、ありがとう。職員が、こんな大きなクリ、初めてよ、と驚いていました。

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  6. お帰りなさい、
    いろんなお話が人生の参考になり、励みになります。
    ゆっくりお休みください。

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    1. 老いても、ボケないように、生きたいです。でも、時々、名前が出て来ない。恥をかきます。

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  7. ご退院おめでとうございます。男性看護師さんの「私ならその年になったらきつとボロボロですよ」は本音でしょうね。同い年でも見た目の差があるのは事実です。この日記をはじめご自分でいろいろとされているから年をとる時間がないのでは?さて昨日アップされた写真が不可解でしたが今日拡大してみてハタと膝を打ちました。ベッドの上から寝たままカメラをむけて撮られたのですね。面白かばい。傑作ばい。

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    1. アンテナ立てて、生きている。何か、いい話は、ないか。いい、写真の場面はないか。おもしろい話がまとまると、うれしい。フ、フ、フ、と自分で喜びます。

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