ヨゼフ・クリニック、高木先生の定期の診察日。長崎市まで出かける。この日は、気が重い。
★9時10分に着いた。待合室に、4、5人の患者さん。運転の高原修道士さんも診察券を出す。9時40分頃には、名前を呼ばれた。「早・ハヤ」。
★「先生、写真」というと、すぐ応じてくれる。抵抗なく、撮れた。以前は、遠慮していた。気安くなった。「胸のレントゲンを撮ろう」。出来上がった胸部の写真を診る。素人でも分かるように、右の肺が白く、左は黒い。13、4歳頃に病んだ痕が現実に今も表れている。
★もう18年、高木先生の診察を受けている。いつまで続くのか。「どうですか?」「足が弱って、フラフラです」「歩きなさい。歩かんと、ダメよ」「歩けませんよ。今年の1月、急性肺炎を患って、入院した。それから、どうも肺の調子がよくない。今度、風邪ひいたら、アウトですよ」「そうなったら、こまる。あなたには長く生きて働いて欲しい。大体、ホームに居ないで、聖母の騎士に出て来なさい」「聖母の騎士は、坂が多くて危険ですよ。暮らせない」。次に、「高原ブラザー」と呼ばれた。先生の「ブラザー」と呼ぶのは、好まない。待合室に動揺が起こる感じがする。診察が終わった頃には、待合室に、15,6人の患者さんが居た。
★診察が終わって、ホッとする。諫早のdocomoドコモに寄った。私の携帯、ガラケイが発信、着信しない。昨日からです。「携帯にかけても、つながらない」と文句がある。故障かな、見てもらった。女性の店員さんは親切だった。調べてもらうと、携帯の中のカードが、ちょっとだけ、ずれている。それで、つながらない。「携帯、落としませんでした?」「いや、そんな記憶はないね」「もう大丈夫です。落としたり、ポケットの中のカギなど、合わせないようにしてください」「そんな敏感なのかね」
★高原さんが言った。「ここの店員さん、感じが、いいね。ボクのスマホは別の会社。ここに変えようかな」
★ホームに帰って、疲れて、しばらくベッドで休んだ。いま、起きたところです。長崎行は、まる1日かかる。ホームに帰ると、安らぎます。
0 件のコメント:
コメントを投稿