長崎のカトリック修道士。17歳の時、原爆を受けて、この道に入る。 生かされて来た数々の恵みの中で、今年の1月、最大の試練「すい臓がん」を告知された。 「みむねの・ままに」。孤独と苦痛に耐え得るチカラを日々、祈る。 毎日、日記を書き続けて13年。今、長崎市の病院・ホスピス病棟で暮らす。 追記 2021年4月15日 午後6時48分 帰天されました。享年93歳
2014年12月23日火曜日
人間って孤独でしょう。だが1人でない方法もある
かわいいステンド・グラスです。小さな湯江教会で、ここで、お世話になって、朝は5時40分から、朝の祈り、つづいてミサが始まります。教会はホームに隣接してある。毎日、起きるのは、5時です。長崎といえども、ここのところ寒さがつづいている。夕方にも、ここでロザリオが行なわれています。祈るのは楽しみです。「口に出して、言うたら、いけない。心のなかで思うのです。人間って、孤独なんです。他人は、そんなにお前のこと、気にしては、いない。現実です。自分の人生や。自分で耐えるしか、ないだろう」。クリスマスが近いので、食堂で、ビデオ映画「マリア」を観賞しました。マリアや、天使のお告げ、ヨセフの行動など、3人の博士もやってくる。それらを見ていると、ごみや、埃や、喧騒のなかに、今も変わらぬ、地についた人間の営みが伺われた。見ていると、神さまの大きな愛と計画が伝わってきて、心の孤独がやわら部ぐのを感じた。慰められた。部屋に戻ると、テレビのニュースで、司祭が五島の教会を案内する巡礼ツワーがあったと報じていた。
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毎日のように小崎さんのブログ拝見できることはうれしいです。
返信削除小崎さんの文章は、何気ない日常の中に神様の御心を発見できる最適のガイドです。
今日は、病床や高齢のため教会に集まって祈ることができない方へ手紙をだしました。会うことはできなくても心は近くにあることをつたえたい~~
寒気がすこし和らぎあすは穏やかな日になりそうです。
若者は聖歌隊や侍者で働きます。年寄りは自宅でそっと祈ります。その中間の私は、その両方を陰で応援できるといいなと思っています。小崎さんの新しき場所でのクリスマスがよき日でありますように。
ひらめさん
返信削除先日のコメントに同感!
私がトマさんの日記に魅かれるのはまさしくガイドなのですね。
それに年寄りは自宅でそっと祈る・・胸にしみました。
パパ様も祈って下さいとしきりに言われます。教会の中のみではなく、自宅で・己の心の中で・・。
自分に一番足りないものを感じます。
ひらめさん、トマさん、皆様に良いクリスマスとなりますように。