2020年5月18日月曜日

また又、スズメが、しきりに鳴いた。ウルサイほどだ。かわいそう

きのう、午後、日記を書いた後、「教会の祈り」を唱える。その後、イスを戸から屋外にむけて、ゆっくりの気持ちで、ロザリオを唱える。その頃、時々、青空に、白く、真っ直ぐな飛行機雲が伸びて行く。東へ向けての飛行機だろう。さっきから、スズメが、やかましく鳴く。「ピイ、ピイ、チュン、チュン」。泣くのを、やめない。相棒を呼ぶのだろうか。もう1羽、ソバに寄ってくると、いいな。見ている。祈りが出来ない。
★5分、10分、15分経っても、鳴きつづける。ジーッと、スズメを見る。こんなに鳴いているのに、なぜ寄ってこないんだろう。切ない気持ちになる。いつも、鳴いて、とまる場所は決まっている。もう1羽、来たら撮るぞ、構えているが、来ない。スズメは毛つくろいをしている。こんな広い空間で、1羽の相手をみつけて、巣をつくる。ふしぎやな、と思う。小さい体に、超・緻密な細工があるのだろう。
★いま、女性の職員が、トン、トンと、ノックして、自室に入って来た。「来月、父の日がくる。手芸で、花をつけた。余白に、何か、父の日の言葉を書いて下さい」と、A4色紙・数枚、頼んでいった。「父の日、ねぇ。父は、7歳のとき病没し、思い出なんか、なにもない。言葉は、浮かばないねぇ」
★それでも戸の外の景色を見ながら考えた。きょうは雨で、スズメは居ない。「父のヒザ、固いが温かい」「父(とー)さんは、家の大黒柱」「写真の父、歳を取らない」(どれも平凡だね)。「全世界の父、パパさま、お健(すこ)やかに」(これは、いいぞ)。他に、父の匂い、足音、声などが、あるはずだ。
★日記を読んでおられる皆さん、コメントで、「父の日の言葉」を幾つか教えてください。来月、父の日には、ホームでは、今度は、女性職員が総出演で、ゆかいな「出し物」が出るでしょう。期待して、いいですよ。

3 件のコメント:

  1. がぶらってぃ2020年5月18日 16:34

    スズメはトマさんと一緒に祈りばしよった
    のではありませんか。
    伝わっているように思います。

    父の日のお題は、なかなかに簡単ではありませんね。気に留めながら、ふと浮かぶのを待ちたいと思います。世の中の「父」はおおよそ誇り高いものとは思います。

    今日はまた新たな考察にジンクーエン。

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  2. 以前、出演した?雀さんは
    家族を持ち、にぎやかな様子でしたが、
    今回の一人ぼっちの雀さん、
    何だかかわいそうな気持ちになります!
    登明さんの祈りの気持ちが
    散る程まで、鳴くなんて!
    本当に早くもう一羽、
    やって来ないかなぁ(/o\)

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  3. がぶらってぃ2020年5月20日 11:54

    父の日のお題は、キーワードが浮かんではそぞろで、
    収集のつかないことになっております。
    ・つり革 とか
    ・駅 とか
    ・靴 とか
    ・職務中の父が見たもの とか
    勤務する父親のような姿がメインに浮かぶところを見ますと、
    農林水産業に従事する父親の姿を身近にしてきた方からは
    また別の言葉が出てくるのかもしれないと思いました。

    どのような職業であれ彼らが見上げた空や感じた風は、今の私にも
    感じ取れるものであってほしいと、自分の心の水面を見つめます。

    父の姿に労働がついて回るのは、ヨセフさまの姿とも重なるのでしょうか。
    「本当は 毎日が 父の日」
    今日は実感しております。

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