昨日の日記に「逸歩」について分からない、と書いたところ、「お花」さんから、詳しいコメントを戴きました。しかも時間を見たら、23.09でした。毎日、日記を読んで下さるとのこと、感謝しています。そして説明が、よく分かりました。もつれたヒモが解ければ、すぐに全体の意味が理解できるんですね。ありがとう。
★「逸歩」とは、並外れた歩み、ケタ外れの歩み、すなはち「躍進」。ひいては「成功」です。
★タネを蒔いて、水を注いで、雑草を取って、努力しながら成長を見守って、初めて花が咲き、稔りとなる。汗を流せ、ということですね。自分の畑だけ見守るのでなく、他者の庭も、畑も豊かにする。そこに平和がある。「逸歩」とは、素晴らしい一言だと、「お花さん」の長文のコメントを読んで、理解し、安堵しました。
★いま、この記事を書いていますが、30年前、椿原の小・中学校で、子供たちに語った話を思い出しました。
★韓国にいる「金さん」は朝鮮戦争で、砲弾の破片を受けて、両足の自由を失った。車椅子の生活になった。慰めのために、1つがいのハトを飼ったそうです。戦争が終わると、国土は荒れ、戦災孤児があふれた。金さんは将来を見越して、教育の必要性を感じて、私立の小学校を建てた。学校にはハトの家があり、子供たちが育てるうちに、あの1つがいのハトは、600羽に増えた。そのうち200羽は、白いハトだった。
★1988年、ソウル・オリンピックのとき、(ちょうど私が椿原に居た頃でした)開会式のとき、大統領が開会を宣言すると、2.400羽の白いハトが飛び立った。その中の200羽は金校長先生の小学校のハトだった。ただ残念なのは、北朝鮮の選手の姿がないことでした。オリンピックの後で、残る400羽のハトを北朝鮮に向けて飛ばす、という願いがあった。(新聞の名前は不明)
★この実話こそ、タネを蒔き、大切に育てて、それを心の宝に変えて、平和を願いながら、稔りを願う、これこそ「逸歩」の精神ではないでしょうか。韓国とも、仲良くしたいと願っています。私は、両親が北朝鮮に出稼ぎに出て、北朝鮮で生まれた子供ですから。
こちらこそ、有難うございます。
返信削除毎日ブログを読むのを楽しみにしています。
本当に色々な事に真摯に向き合われる姿に感心しています。
又、お写真なども興味津々、楽しく拝見させていただいています。
どうかお身体お大事に、ご健康をお祈りしています。