★誰も居ない。誰も見ていない。ホームは全くの静けさです。それなのに、こんなに立派な、すごーイ、花を咲かせる。気にかけるニンゲンが居るって言うことは、この地球を、この宇宙を、見ている御者が居られる証拠です。
★1分経過した午後9時15分、月下美人は、こんなに開いた。白い花びら。中に、黄色い「めしべ」か「おしべ」か、花の中心にある。それを守るかのように、花びらが重なって、開いている。それを、また花びらが取り巻く。最後の花びらは、細く、針のように、尖っている。なぜ、暗闇に、こんな素晴らしい花を、ひっそりと咲かせるのだろう。自分を誇らぬように咲く。エライな、思うよ。月下美人の花に、降参だよ。世の中には、ふしぎな意味を秘めるものが沢山ある。だから魅力がある。
★午前8時47分、朝食を終わって、月下美人を見に行くと、ああ、すっかり「チカラ」が抜けた状態だった。「役目を果たしたよ」。月下美人が、そう言っていた。「おう、おう、ごくろう、さん」。声をかけて、慰めて、誉めて、やったよ。年に、たった1度しか咲かぬ月下美人よ。大きなチカラをくれたよ。長い間、葉と芽の時代があって、たったの7、8時間しか花咲かぬ月下美人よ、ありがとう、ね。
月下美人、とても綺麗に
返信削除咲いてくれましたね!!
本当に、自然界には
どうして?って思わずにはいられない事
沢山ありますね!
そのつど、神様って
すごいなぁ!!と感動します。
トマさん
返信削除月下美人の写真をありがとうございます。
お花の真ん中にろうそくの灯りがともされているみたいです。しばしみとれてしまいました。