2019年7月16日火曜日

ひまわりは、太陽に向かってほほ笑む。ウラから見てもダメだな

きのう、食事処へ行った途中で写した田園のスナップです。広く咲いている「ひまわり」の花々。ポツンと見えるのは、トマトと、メロンを象ったバス亭。有明海は写っていないが、超えて遠くに雲仙岳が横たわっている。雲が、いいね。かきまざしたような白い薄雲。太陽は、雲仙岳の方から照らしている。ひまわりは、正直者だ。みな、陽の光の方を向いている。
★ひまわりは、元気を与える花だと思うよ。太陽に向かって、チカラ一杯に咲いている。みな、同じ方向に揃っている。こちらは、ウラだ、残念だな。
★有明海は、ちょうど大潮の時期だった。海水が遠くまで引いて、ガタが表れている。昔は、ガタに、ムツゴロウが沢山いた。ガタに好んで住む、泥まみれの小サカナだ。潮が引くと現われる。漁師は板に乗って滑らせて、釣り竿を振り回しながら、ウマーク、ムツゴロウをひっかけた。その奇才な風景は、もう無い。それに、この辺には「ひとくちタコ」が生息していた。小さな、ひとくちで食べられるタコで、夜中に採った。あの快挙を、いまの子供たちは知らない。
★「ひまわり」全部のウラを見ていると、「ああ、人間にも、誰しも、ウラがあるな」と思う。人間やから、な。いまは、まともで、正直者でも、どんな変転も有り得る。それが人間なんや。いつ、心が変わるか、わからんのが、人間なんや。悲しい「性(さが)」を背負っている。ウラのない人間に成りたいと思うよ。ホームに入った身には、もう遅いかな。「ひまわり」よ、こっちを、見てくれよ。そう願っても、自然の成り行きだから、ダメかな。いや、ウラから見ても、いいモンだ。それもある。「隠れた所にも、タカラがある」。複雑だな。
★人生、振り返ってみて、このボクでも、学校や団体に呼ばれ語る機会が多々あった。いま考えて、ロクなことを、しゃべっていない気がする。満足な語りは出来ていない。期待外れの会場の思い出もある。でも、あの時は、よくぞ、声をかけて、呼んでくれたと思う。人間の能力って、限りがあるんです。努力して、足るを知れ。

1 件のコメント:

  1. ひまわりの後ろ姿ナイスです!
    頭を垂れ祈っているようにも見えます。
    トマさんのみずみずしい感性が大好きです。

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