苦しみがあっても、逆境に立っても、ハネのけてきた。乗り越えてきた。その証拠に、今がある。今が有ることが尊い。まわりから冷たくされても、踏まれても、それでもハネのけた。過去に耐えてきた。生きてこそ、いのちだ。耐えてきた歴史こそ、真実だ。本当に自分のものだ。生きてきた証でもある。大切なのは、今、有ることだ。
★誕生会は、長崎市築町の食事処で、この11人が集った。お祝いの花束、ケーキ、皆さんから温かい励ましのお言葉を沢山いただいた。参加者は、高原修道士さん、松下修道士さん、従姉のシスター、大学の先生、元・高校の女性の先生方、幹事役の千草さん、その友人女性、「写真集」を編集した野々村哲さん、塩沢美樹さん、多彩な顔ぶれで、心通う仲間なので、雰囲気は盛り上がり、予定の時間を越えて、宴は3時間つづいた。あっと言う間の3時間だった。私にとっては晴れ晴れしい場所、楽しかった、嬉しかった、長生きして、よかったと、心底、思ったよ。
★民放テレビの取材もあった。こんな誕生会って、ありますか。テレビが来るなんて、びっくり、しますよね。食事処は、狭い路地の、車は一方通行の場所にある。テレビが来るって先に連絡があったので、修道服を着て行った。
★高原修道士が運転の車を降りて、路地を歩く姿を、遠くからテレビ・カメラが追っていた。そこから撮影が始まった。実は、2月の中頃に、民放テレビの報道記者が、ホームに訪ねて来た。「小崎さんの特番を作りたい」「え?なんで?なにか材料があるの?」「大丈夫です」と女性記者さんは乗り気だった。そして今日が、その第1発目の取材である。
★テレビは、もちろん、花束贈呈も、ケーキのロウソクを吹き消す口元も撮った。大学の先生が乾杯の音頭をとり、1人1人が順々に感想や思い出を述べた。大学の先生とは、自著「長崎のコルベ神父」の著書がご縁になった。女性の先生たちは「ポーランドへ連れて行ってもらった。よい巡礼の旅だった」と、しきりに懐かしがった。最後に、テレビは私に感想を求めたが、「ポーォ」っとなって、何と答えたか、覚えていない。
★幹事役の千草さんは、ホームの皆さんへのオミヤゲとして、抱える程の「長崎のカステラ」を頂いた。お祝いのお酒も入っていた。帰りの高原運転の車は、カステラや、花束、お酒でイッパイだった。
★ホームの事務室で、栄養師さんを加えて、職員にお任せした。早速、その夕食にカステラはホームの全員、職員も、皆さんにも配られた。これ程までも面倒をみて下さるのは有り難いことです。91歳の誕生日は最高の日になりました。長生きすれば、楽しい事も良いこともあるんですね。幸せです。まだボケないぞ。ガンバルぞ。
★また宅急便でも、大きなキレイなお花を頂きました。お恵みをイッパイ頂いて、有り難う。テレビは、3月の中頃に時々ホームでの生活を取材して、4月になって、夕方の6時過ぎの「地方のニュース」の「特番」で放送する予定だそうです。これも楽しみですね。元気でいないとね。ますます希望が燃えてくる。
テレビ局の撮影が入ったお誕生会スゴーーーイ(^^)トマさんらしいです笑笑
返信削除今日は三男の13歳のお誕生日です。
まだまだお子ちゃまの息子たち
コレから 色んな事があると思いますけど トマさんみたいに跳ね除けて優しい人に育って欲しいです(^^)テレビ楽しみにしてます。録画しなきゃですね!