いつも聖コルベ館へ来館者があると、必ず一緒に、この場所、聖コルベの聖絵の前で写真を撮っていました。その時は、修道服を着ていました。今日は、3年ぶりに、この場所で、1人の大学院生と写真を撮りました。懐かしい場所ですよ。
★この青年、1度、ホームに面会に来た。福祉のこと、ゼノ修道士の奉仕のこと、修士論文に書きたいという。「それなら聖コルベ館に写真や遺品がある。教えてあげます」
★青年はホームまで連れに来ました。車に一緒に乗って聖コルベ館へ。途中、お弁当を買った。聖コルベ館の奥の部屋に、資料室がある。ここにはゼノさんのカバン、靴、お礼の手紙、衣類、集めた名刺が大きな箱に7つほど保存されている。ゼノさんの声が入ったテープもある。久しぶりにゼノさんの声も聞きました。「ああ、あの声、そうです、やさしいゼノさんの声」。ゼノさんは戦争中は、憲兵隊や特攻警察から、迫害を受けた。それでも恨みには思わない。終戦になって、兵隊や警察が謝りに来た。ゼノさんたちは彼らを許して、それ以上に、戦災孤児、原爆孤児を率先して助けた。日本人からイジメられたのに、助けの手を差し伸べた。キリストの愛ですよ。この小さな者に一杯の水を飲ませる者は神の恵みを受ける。その精神で貫いた。ゼノさんたちの行動には迷いが全く無かった。偉いことです。
★ひさしぶりにポーランド人修道者や、ゼノ修道士を偲び、温かい心になって、3時間ほど聖コルベ館に居て、ホームに帰ったのは、午後3時過ぎでした。
★頑張れ、若者よ、ゼノさんの福祉の心を論文にまちめたい気持ち、希少じゃないですか。応援したくなります。ゼノ修道士を復活させるなら、応援しますよ。惜しまない。
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