昨日の午後の出来事です。映画見学で、長崎市の繁華街にある小さな映画館「セントラル」に着いた。映画は、午後2時からの予定のつもり。30分前に、ゆとりを持っての到着でした。
★ところが入場券売り場の女性が、「映画は、11時50分から始まった。もう終わり頃です」と異な発言。「え?何んで?新聞に時間に書いてあったのに」「今週になって時間が変わりました」「え?そんな?本当ね。残念だ、な。今日の新聞を確認しておれば、よかった」と悔やんだ。着いた4人は、ただ唯、呆然、唖然。4人とは、高原修道士さん、山内園長神父さま、瀧神父さま、それにボクです。もうガッカリしました。
★「さて、どうするか?」。次の上映時間は午後5時30分から。数えてみると、4時間もある。「どう、しよう。帰るか、待つか」「また明日には来れないよ、ね。持つことにしよう」。即座に決心し、みんなは了解した。
★では、4時間を如何に過ごすか。ボクは、神の島へ1度行ってみたかった。巡礼者を連れて良く通った場所だ。最近、神の島のバス道も更に伸びて、海辺は変わって、整備されていると聞く。どのように変わったのか。見てみたい。1つの念願があった。海辺は整備された場所を、ぜひ確認したかった。
★「よし、皆んなで行こう」。高原修道士さんが運転の車は、繁華街を出て、大浦天主堂の下を走る。港に巨大な観光船が横付けしていた。道は、海に掛かった大橋を渡り、眺めは抜群によい。海辺に下りると、「木鉢」の教会が見えた。神の島に着く。白い天主堂。保育園。ドンク岩の上に、4m以上の白いマリア像。2人が上り始めた。ここには神社も大黒様も仲良く祭ってある。島の人たちの信仰であろう。神の島3丁目はカトリック信徒の集落だった。そこまで車を回して見物した。海の彼方に、伊王島がたなびく。折り返して、神の島の天主堂へ。車を停める。右手が司祭館。天主堂へは石段を登り、司祭館まで、100段がある。2人は教会まで登ったが、2人は車の中に居た。
★次いで、中町教会に車を停めた。カトリック売店に立ち寄り、休憩兼新刊書を見せてもらう。店の人が「水ですが、黒島の水です」と白いコップを差し出した。「クロシマ?わたしの処の水じゃないか」と園長神父さまは喜んで飲んだ。
★この後の時間を、空席の多い「ファミレス」で、ゆっくりし、食事をとった。ミニ・ピザとオニオン・スープを食べる。
★再び映画館へ戻った。偶然、「トマさんのことば」を編集した野々村哲さんも映画を見に来ていた。さて、映画の事。「映画は、どうだった?」「そう、ね。アルゼンチンの歴史が分からないので、激しい闘争の場面がつづいたが、意味の理解に苦慮したね」
★「でも、今日は、ホントにオモシロイ1日だった」。映画上映が遅れたお陰で、色んな体験が出来た。それにしても「セントラル映画館」が存在するのは、本当に不思議な経営だった。懐かしい。思い出も多々ある。こうしてホームに帰ったのは8時半過ぎだった。
皆様の楽しい長崎の1日お疲れ様でした。
返信削除こちらまで嬉しくなりました。
神の島岬のマリア様懐かしいです。
瀧神父様もふっくらされ
お元気そうで安心致しました。