長崎のカトリック修道士。17歳の時、原爆を受けて、この道に入る。 生かされて来た数々の恵みの中で、今年の1月、最大の試練「すい臓がん」を告知された。 「みむねの・ままに」。孤独と苦痛に耐え得るチカラを日々、祈る。 毎日、日記を書き続けて13年。今、長崎市の病院・ホスピス病棟で暮らす。 追記 2021年4月15日 午後6時48分 帰天されました。享年93歳
2015年3月8日日曜日
若者には、これから奉献生活の希望がある。よろこび
2人の若者にとって、1年間は、長い修練の期間だったと思う。春に始まって、修道者の生活や、生き方を学びながら、実際に実行していく。夏は開放的だが、秋になると、心境も、態度も、じょじょに、かわってくる。目にみえて、真剣さをおびてくる。人知れず、いろんな悩みもおこるだろう。修道者は、生涯、3つの願をつらぬく。厳しさもあるが、アシジの聖フランシスコの生き方に学ぶのも、心優しさがある。フランシスコの兄弟なのだ。冬は仕上げのときとなる。春になって、修練を終えて、春先に、決心をきめて、「生涯、この道で行きます」と申し出て、修道会の方からも認めが出て、誓願式のお祝いと成った。最初の第一歩を踏み出したわけだ。辛くても、愛と奉仕、奉献生活への希望があるから、喜びしかない。★彼らとの思い出も深い。この1年間に、自分の心情、身の上に、変化がおこったから、彼ら2人にも、お世話になったし、模範にならない印象を与えたところもあった。その意味で、この日は忘れられない門出となった。でも、若者にかこまれて、いっしょに写真をとる喜びは大いに感じた。★誓願式にでると、知人や友人やに出会う。それも楽しみだった。「ゲンキ、そうね」「だいじょうぶ、なの」など声をかけてくれる。祝賀会の出会いも楽しみだった。今年、3月27日がくると、誓願をたてて、ちょうど50周年になります。
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誓願式・祝賀会にご出席なされておめでとうございます。
返信削除お二人にとって、小崎修道士さまは、もうすぐ50周年の
立派な大先輩・模範でいらっしゃいます。
今私が通っているデイサービスの総責任者は医学博士ですが、「人間は100歳すぎても筋肉を造ることができる」
が口癖です。
小崎修道士さま、まだまだこれからでございますよ。
「人間は100歳すぎても筋肉を造ることができる」とは、なかなか励みになる言葉ですね。私も頑張って運動しようっと。
削除後継者がうまれる。それが一番うれしいことです。
返信削除人間の時間は短いから、自分のことをしながら、常に次の人を産んでそだてていないと、自分が死んだところで終わりとなる。
素敵な元気な若者が後継者に名乗りをあげる瞬間~~素敵です。
金婚式〈金祝〉のことしまで、小崎さんは何人の息子をこの世に生み出されたんでしょうか??いつか教えてくださいね。
お二人の初誓願式おめでとうございます。
返信削除これからもお祈り続けております。
小崎さんの会服姿、お元気そうで若々しいです。
若い修道者さまたちは小崎登明修道士様の聖コルベ館長時代を知っておられるはずですし、その後の病と闘うお姿を見て学ばれることが多かったと思います。
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