2012年12月12日水曜日

小沢昭一さん亡くなる。ご縁があった。日本の名随筆「貧」

小沢昭一さんが亡くなった。まず、テレビに出た。新聞の一面に出た。83歳の年を見て、「ああ、我より若かったな」と、ため息をついた。俳優で、TBSラジオの放送は、1万回を超える長寿番組だった。著作も40冊を超えている。勲章も貰った。そんな小沢さんと、小崎修道士が関係があるのかな、と言えば、これが「あるんです」。1989年11月、「日本の名随筆」が、100巻、出た。1冊、1冊は、一字の漢字、例えば、花、鳥、猫、色、などで、100冊あるわけです。その中に、「貧」という題で、日本の名文を集めた本が、作品社から出た。その貧のなかに、小崎修道士が「長崎のコルベ神父」に書いた一章、「清貧との出会い」が掲載されたわけです。その編者・選者が小沢昭一さんだった。どういう、いきさつで小崎修道士の文が目に留まったかは知らないが、執筆者・紹介では「コルベ神父の長崎時代を伝えて心打つ」とある。小沢さんは「貧」の「あとがき」に、こう書いている。「この百年で、われわれの暮らしは向上した。より平等に、より豊かに、暮らしを求めるのは人間史の必然かも知れない。しかし、むしろ、平等に低下させて、等しく貧になろう、いかがでしょうか。シャレ半分で、これを『貧主主義』と名付けたりしています」「ひとことでいえば、貧乏礼讃ですが、心を求める為に、貧を礼讃する、実は悲しいですね」

1 件のコメント:

  1. マリア・フランチェスカ2012年12月12日 13:06

    ぶじ長崎から10日深夜戻りました。
    いま札幌は大雪で外は一面銀世界です。
    小崎修道士さんに友人と共に再会でき神様に感謝致します。
    本当に神様の業は不思議です。
    神様のお計らいには限りがありません。
    今回の巡礼でもお恵みを沢山頂き
    友と与えられた試練を神様に共に祈り
    支え合い乗り越えて参ります。
    瀧神父さま、納富さん始め聖母の騎士会員の皆様にも
    大変ご親切にして頂き感謝しております。
    小崎さんがお元気で生き生きしていらっしゃるご様子
    とても嬉しく励まされました。
    「日本の名随筆」シリーズは
    だいぶ前ですが図書館から借り愛読していました。
    小崎さんの文が入っていらしたとは!
    さっそく図書館に借りに行きます。
    小崎さんには
    神様からペンの力の賜物が与えられてるのですね。
    コルベ神父様もお喜びでしょう。
    またお会い出来る日を楽しみにしています。
    次回はライモンド君に会いたいです。
    これから寒くなりますね。お身体ご自愛下さいませ。
    お祈り続けております。
    元旦のエリザベトさん
    お優しいメッセージ有難うございました。
    小崎さんのブログで繋がったご縁ですね。
    大切にさせて頂きたいです。宜しくお願い致します。

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